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8話side健二 トイレと憂鬱と

8話です。

遂に50pt越えました!

応援して下さる方に本当に感謝しかありません!

…もう……我慢の限界だ……


漏れる…でも……この体で?


実は朝から既に尿意はあった。

ここまで我慢してきたのは…本当にして良いのかと言う疑問


風呂にも入っただろ!覚悟決めろ俺!

…確かに…このまま一生出さない訳にはいかない。

それに今は休み時間だから行くチャンスだ

ここを逃したら後45分耐えなくちゃいけない、無謀だ


もう…ヤバい、汗が出てきた


愛花「真子ちゃ~……」


「ごめん愛花ちゃん!ちょっとトイレ行ってくるね!」


愛花「うん分かった」


俺は若干早歩き気味でトイレへと向かう


…間違えないぞ、女子トイレだな?

下心なんて全くない、俺はただ用を足したい一心だった


早速個室に入り便器に座る。

女の人ってこうやって用を足すんだよな?


……変な感覚だ…男の時には経験した事なんて無かった。


…意外とあっけなく終わった。

わざわざ我慢なんてしなくて良かったんだと終わってから思った。


俺は手を洗って教室へ戻った。

席に座ったときにはもう時間だった。

ごめん愛花ちゃん…話できなくて…


一時間目は…どうやら教科書配布の様だ


先生はいくつかのダンボールから大量の教科書を机の上に出して言った。


先生「今から授業に使う教科書を配るので

   全部に名前を書いて下さい」


一冊ずつ配られていく教科書、

おもむろに中を覗いてみる


…この内容を一年もかけてやるのか…

なんちゅう地獄だ、

知っているのに知らないフリをしなくちゃならないなんて…

思わず溜め息が出てしまった。


教科書に平仮名で名前を書いた。

筆箱だけでなく鉛筆もピンクですか、

ここまでくるとどんだけだよ!とツッこみを入れたくなる


できるだけ男字にならない様、注意しながら丁寧に書いた


生活の教科書なんてものすごく懐かしい


周りがちょっと賑やかになってきた。

小学生って本当に元気いっぱい


まぁここにいる皆はついこの間まで幼稚園生やっていたんだ

ついこの間まで中学生だった例外な子なんて此処には…

いや、日本中探しても居ないだろう。


そう考えると…これからが憂鬱に思えてきた


教科書が全て配られた後、

一週間の予定表や親に渡す手紙等も配られ、一時間目は終わった。



ここまで学校内の様子を詳しく書いてある小説も

珍しいんじゃないでしょうか?


…とKは読者に投げかけてみたり…


トイレシーンの健二は何処に入れようか迷いましたが、

家だと真子と被るので学校にしました。

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