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Person to browse-First-壱
今回は又別の、人工の島を造ることにした、ある人物の話。
《だから私は、この島を造ることにした。》
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自然とは、現代においては不自然なこと。だと思う。
突然何のことだろう、と思った方も居るだろう。当然である。脈絡が無いのだから。
しかし、この一文には意味は無い。あえて言うなら、私の推論を述べた一行である。
しかし、今日における、「自然」とは、やはり不自然なことではないだろうか。
何故なら、普段見る『自然』という風景には、人工物がたくさん含まれる。だが、一般的に言う「自然」とは、普段見ない、つまり自然ではない状況にある、植物を云う。やはり、不自然なのではないだろうか。
っと、これは私が今回述べたい本題ではない、前置きである。
…さて、気を取り直して本題に移ろうか。
本題、と言うのもまた、そこまで大した話ではない。
まぁ、私がこの島を造ろうと思った理由を、君には話して置きたかったからなのさ。
ま、とりあえず、話に入るよ。
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