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Person to browse  作者: 黒金 樹
序章
4/6

Person to browse- Prologue=四

謎の研究所から無事帰宅した僕は・・・。

________再び、前回の研究所_________

「君には、我が研究所の資金源の一つである、【私立虹美山学園(しりつにじみやまがくえん)】に、転入することになっている。学費は免除だ。まあ、これらは表向きだよ。君の家からはさすがに海を隔ててるし遠いだろうから、学校が管理している寮に入ってもらうことになるよ。大丈夫だよね?」

こう言ったのは、僕の眼の前にいる、昨日の研究室の所長らしい。

っていうか、昨日車だけだと思ったが・・・?

海底トンネルでもあるのかな…?

大丈夫という旨を伝え、また帰るために車に乗った。




さっきの所長のセリフは帰ってから肯定された。

かえって携帯を確認したら、携帯の地図に、しっかりと、位置が記録されていた。

しかし、ひとつおかしい点がある。と言うのも、海の上に点はあるが、点の位置に島がない。地図の位置システムの誤差を考えて、周囲も探したが、島がないのだ。これは、次に聞くことが増えたな。




携帯を充電し、向こうに持っていく荷物をまとめる。親には、「あまり聞かない学校」などと言われたが、多分存在しない学校なのだろう。と、考えつつ、荷物をまとめ終える。向こうから、キャリアバッグを5つほど貸し出されている。いくらなんでも多すぎだと思う。しかし、いざ必要だと思うものを入れると丁度だ。<まあ、PC(パソコン)や、ゲーム機なども入っているが・・・。>向こうは分かってたのだろうか。まあ、そんなことはどうでもいい。何より喜ぶべきは、つまらない日常に、新しい事象が加わったことだ。新しい日常を楽しもう!!

と、その前に、忘れ物がないか確認。そうして、やや早いが就寝についた。




翌日、起きて、キャリアバッグを玄関前に一つづつ運び出していると、いつもの車が来た。車から、この前の兵士<としておく>がひとつ持っては積み込みを4回行なっている間に、自分でも1つ運ぶ。すべてが終わり、車の座席に座り込んだ。



島の入り口には、ゲートがある。街の橋の下のように、鉄の枠があり、ゲートバーがある。そこで、下ろしてもらい、ちょっと辺りを見回してみた。街は和風三角屋根の家<ただし、2階建て>がほとんどだ。街の中心には、目視で確認する限り、三角屋根の家が5つ分あるようだ。

はっ、そういえば、電線、電柱が見当たらない。となると、地中にあるということか。そうすると、景観を重視していることがわかる。今、僕が立っているのは、この島を囲う堤防で、最高到達点は、島の家の屋根の超常より高い。見る限り、街が低いわけではなく、堤防が高いようだ。堤防のところどころ、多分等間隔に謎のアンテナが立っている。なんなのだろう。気になる!が・・・。

と、考えていたら、後ろからこの前の兵士二人組が、

「上からの指示できたが、また会いたかったぞ、異世界であったこの世界の人間は珍しいし。とりあえず、ついてくるといい」

従い、ついていくことにした。

次は、この島の正体が明らかに・・・。

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