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デートではなく買い物です

短め

「ん〜、眠・・・・」



寝ぼけた目を擦りながらも身体を起こすとちょうど部屋に入ってきたイアンと目が会った



「おはよう、イアンさん」


「おはようございます、朝食の準備ができております」


「わかった、すぐ行くよ」



異世界に来てから4日目


サフィール家の人間とはそれなりに仲良くなったシン



「おはようございます、グランさん、アリシアさん」


「おはよう、シン君」


「ああ、おはよう・・・そうだ、コレが城下町の武器屋の地図だ」


「あ、ありがとうございます!」


「なぁに、これはお礼だ

君からもらった大剣は扱いやすいよ」



グランは笑顔で答える


シンはグランにレベル60以上で装備できる大剣


炎牙剣オーガストを渡した

攻撃力と炎系魔術の威力を1.5倍にするランクBの武器だ


そのお礼としてシンは城下町の武器屋の地図を貰ったのだ



「さて、街には初めてだろう

レイナが朝の訓練から帰ってきたら一緒に行くといい」


「はい!」



シンは元気よく返事をし、朝食にありついた










「まだかな・・・」



シンはサフィール家の玄関口で待っていた

格好は相変わらずフル装備、制服以外これしかない一張羅なのだ



するとカツカツと響くヒール音が鳴った



「すまない・・・遅くなった・・・」


「・・・ほぇ?」



白いパンプスのような靴、ベージュ色のレースがついたスカート状のワンピース、白いガーディガンを羽織っている

いつも違ってほんのりとナチュラルメイクを施し、髪にはワンポイントとして蒼い小さな宝石のついた髪留めをつけていた


いつもの凛々しい彼女と違ってお嬢様らしくかわいらしい姿だった・・・



「ずいぶん、様変わりしたね・・・綺麗だよ」


「あっ・・・ああ、ありがとう・・・」



シンが素直に呟いたその一言にレイナは恥かしながらも嬉しさを感じた

その後しばらく顔を赤くさせながらも屋敷を出て城下町を目指す2人であった






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