第一話 全てあの時から
どうも、大学生のティッシュたくとです。
最近暇だったのでこの物語を書いてみようと思います。
気軽に見てみてください。
いつもみたいに授業を受けて、友達と喋って、部活行って、家族で夜ご飯食べて、たまに友達と飯食って帰る。
そんな毎日がこのままずっと続けばよかったのにな…
俺は16歳の木枯瓜泰
高校二年生だ。
いまは数学の授業を受けている。
マジでクソつまんねえ。
俺が馬鹿なだけかもしれないけど、一つの解き方覚えた途端に『応用』ってなんだよ!応用って!
数学のストレスのせいでさっきから腹いたいし、。
それに比べて社会は好きだ。
歴史とか、自分の知らなかった出来事を知ることができるからめっちゃすき。
キーンコーンカーンコーン 〈チャイムの音〉
あーやっと六時間目終わった。
早く帰りたい帰りたい帰りたい。
ゲームしたい。
新作の『さかなの森』をやりたいのだ。
そこでちょうど友達の魁斗に声をかけられた。
『瓜泰、今日拓実たちといつものゲーセン行くけど、いく?』
「あーコインゲームやりたいから俺も行こうかな」
『おっけー行こうぜ』
そう言って俺たちはゲーセンに行ってゲームして、夜ご飯を食べて、家に帰った。
帰宅後…
「あーー風呂ってやっぱ最高だわ、緋奈美いいよ風呂入って」
部屋から出てきたのは妹の緋奈美
中学3年生で、ストレートアイロンをしないと真っ直ぐにならない俺の髪とは違い、まっすぐな黒い髪だ。
『はーい。って、お兄ちゃん!またお風呂の蓋閉めてないじゃん!これで何度目!?!?閉めてよ!』
「あ、やべ、また忘れてた」
『もー!!!』
なんだかんだやってくれるから優しい。
リビングに行くと、父さんはテレビでドラマを、母さんは携帯を見ながらローラーで顔をマッサージしていた。
あれ、やったことあるけど痛いんだよな、。
「今日の夜ご飯なんだったの?」
母さんに聞いてみた。
『レトルトの麻婆豆腐とご飯、まだ残ってるから食べれば?』
「まじ!?うまそ、食後のデザート的なあれで食べようかな」
『プリン、冷蔵庫にあるよ』
と父さんが教えてくれた
「まじか、え、麻婆豆腐とプリン、デザートどっちにしようかな、えええー、麻婆豆腐にするかぁ、」
なんていつもの夜を過ごし、俺はまたいつものように学校に行った。
今日も数学が四時間目にある。しぬほどだるい。
今日も数学のストレスで腹痛いし、。
あっというまに学校が終わり、今日はあいつらはみんなそれぞれ部活があるというので先に帰った。
俺も部活はあったが、さっきの腹痛が続いていたのでしょうがなくだ。
俺はダンス部に入っているのだが、今日は筋トレの日だから休みたいとか決してそういうのではない。
さっきの腹痛が嘘のように痛くなくなり、早歩きで家に帰った。
はやく魚の森をやろう。
「ただいまー」
『おかえりー』
と母さんが答えてくれた。
「あれ?今日は仕事遅くなるんじゃなかった?」
『意外と早く終わったから、てか部活じゃなかったの?』
「あー、今日はなんか休みらしいよ?」
『そうなんだ、手洗いしな』
「わかった」
そう言って母さんの横を通りすぎた時に腹に何かが当たった。
ん、?母さんの腕かな?と思って腹に目を向けると、、、包丁が刺さっていた。
「え?」
え?え?え?え?え?困惑でしかなかった。
ふと母さんの方を見ると、今まで見たことのない悍ましい顔でこちらに笑みをうかべていた。
「母さん、?」
やばい、やばい、やばい、とにかくリビングの方へ逃げなきゃ、、そう思い、逃げるようにリビングへ向かった。
そこには人が三人倒れていた。
母さん、父さん、緋奈美、みんなが首から血を流し倒れていた。
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで!!!
昨日まであんなに元気だったのに、。
「ううぁぁぁぁ、ぁぁぁぁぁぁ、」
俺は怒りか悲しみ、どちらか自分ではわからない声で泣きながら叫んだ。
なんでこんなことに、それよりも母さんじゃないあいつがゆっくりと近づいてきている。
あの三人は何があった?
まだ息をしているんじゃないか?
色々と考えたかったが、近づいてきているあいつをどうにかするために近くにあったハサミを手にとって構えた。
刺された腹から血がでている。
痛い、痛い、痛い痛い、熱い、熱い、
早くこの地獄が終わって欲しい。
そしてあいつがこっちにきた。
母さんの姿をしていたなにかは溶けて別の人間になった。
意味がわからない。
血を流しすぎているせいか、うまく顔が見えない。
近くに来た瞬間にハサミでそいつの首を刺そうとしたが、その刺そうとした腕ごと斬られた。
「うぁぁぁぁ、、、いだいいだいだい!!!!」
そしてあっという間に包丁を首に突き刺された。
「ごぽっ、」
もはや声も出せるわけもなく、大量の血を流しながら倒れた。
なんでこんなことに、、、どうせなら母さんが好きだった花、興味なくて見てなかったけど、ちゃんと見とくんだったな、、
目が覚めると俺は知らない土地にいた。
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