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旅の目的

[魔王の視点]


勇者とかいう男を医療機関に運ばせる


あのダメージだ回復して手足がまともに動くかどうか・・・


考えてみたら私は何もしていない


あのダメージはあの魔女の魔法で・・・


私はいったい何をさせられているのだろう?


自分の部屋に戻る


下着をつけて服を着る


白いシャツとスカートしかないか・・・


下着はつけないと周りの物がうるさい


応接の間に戻る


部屋は当分使えないだろう・・・


まぁ、警戒が厳しくなるだろうから来客はとうぶんないとは思う


さて、誰と話をするのが一番まともな情報が得られるだろうか


暇つぶしにはちょうどいい


それにしても「人間」は「私」を殺せば平和になると本当に思っているのだろうか?


私に殺意を持っていたのは勇者だけだったような気がする


敵がいなくなれば新たな敵を自分たちで作りそうな気がするが・・・まぁいいか


ここの国の統治は彼らの国の王が行うのだろうか?


「戦争」の規模に発展してもおかしくもない行為だと思うが・・・


こちらが攻撃を仕掛ける理由になる


少数の人員で攻めてきているのは・・・暗殺か・・・それとも彼らの独断での行動か


それとも、次のユニットが順番にせめて来るのだろうか?


神も悪魔もひまなやつしかいないだろうからな・・・


・・・神の加護を受けた勇者とかいう奴は量産されていてもおかしくないか・・・


まてよ6人の神がそれぞれに加護を与えたとしたら・・・あの6人がそうとは思えんが


存在している可能性はあるか・・・迷惑だ・・・


次が来たらこちらから攻めた方がいいのかもしれない


---


[弓の視点]


装備品と荷物を奪われて連れていかれる


服を脱がされて隠し持っている武器がないか確認された


囚人服や拘束衣はないらしい、てきとうな服をきせられて


1人ずつ別々の部屋に閉じ込められた


窓はない


扉には鍵がかかるようになっている


牢屋という空間も存在しないのかもしれない


もしかしたら私たちがいた国よりもここの方が治安がいいのかもしれない


牢屋は城とは別にあるだけかもしれないけれど


ふしぎな扱いを受けている気がした


勇者の攻撃がまったく通らなかったのと魔法使いの魔法がきかなかった


そう考えると残された手段はあれしかない


ただ、もうそれすら必要ないのかもしれない


魔王は勇者をどうする気だろうか?助けてしまうのだろうか?


どうしてこうなってしまったのだろう?


それにしても「魔王」というのは私が思いえがいていた人物とはかけ離れていた


しかも女性で・・・優しそうな顔と声をしていた


あの魔法の爆発でもダメージがないのであれば化け物であることは間違いない


あの人を殺していいのか疑問が残る


私たちの旅の目的は正しかったのだろうか?


緊張の糸が切れたのかもしれない・・・眠い


部屋の扉がノックされた。

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