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真意

魔王「ところで、お前らここにくるまでどのくらい殺したんだ?」


弓「どのくらい?」


魔王「この国の兵はどうした?」


魔女「ほとんど眠らせてきたからそろそろ起きるんじゃないかな・・・」


魔王「・・・そうか」


人が部屋に入ってくる


魔王「お前らは何がしたかったんだ?」


弓「・・・」


魔女「あなた1人を殺せばすむ話だと思った・・・それだけ」


魔王「・・・お前は国を乗っ取るつもりだったか・・・」


魔女「まぁ・・・そんなところかな・・・そのために悪魔と契約までしたんだけどね・・・」


魔王「さっきもいったんだが・・・代わってやる」


魔女「・・・え?あれ本気でいってたの?」


魔王「これがどれっだけ退屈なことか考えたことがあるのか?」


魔女「・・・」


魔王「私とその魔女が交代する・・・その後はお前たちが好きに殺しあう・・・それでどうだ?」


弓「あなたはいったい」


魔王「君たちが魔王と思っているものはただ「呪われた役割」のことだ」


弓「だって」


魔王「君たちは隣の国を攻めているのと変わらないんだよ」


弓「・・・」


魔王「君たちの国はたまたま神に偏った、私たちの国はたまたま悪魔に偏った、ただそれだけだ」


魔女「なるほど」


悪魔「簡単にいえば宗教の違いみたいなものだよ」


魔女「それで?」


魔王「この勇者と魔王を交代したら彼はどうするだろうか?」


魔女「おもしろい」


魔王「どうだろう?自害するかな・・・」


弓「・・・ありえなくはないか」


魔王「神からみたら反逆者だろうが・・・」


弓「私が魔王になったら」


魔女「勇者に殺されるんじゃない?」


魔王「まったく・・・時間切れだ」


兵に取り押さえさせる


魔王「ひとまずは拘束して牢に入れておけ・・・全員処刑かな・・・」


足元に転がっている勇者はどうだろう?回復できるだろうか?


まぁ、どちらでもいいか・・・うまく使えば他の魔王を殺すのに使えそうだか・・・


私すら殺せないとなると話にならないのかもしれない


あの魔女にここを少しの間任せれば・・・無理かもしれないが・・・


それにしてもあの弓の女


こいつを殺したいのか生かしたいのか・・・


自分では殺せないけれど、誰かに殺してほしいか・・・


それとも・・・わからん。


それにしても「魔王」か・・・どうしてこうなったのだろう


悪いことをしているつもりはないのだが・・・


役割の負荷が違い過ぎるような気がする


チェスの駒が白と黒のようなイメージだろうか?


どいつもこいつも私がこの国の王をやりたくてやっていると思っていやがる


・・・この勇者は死んだことにして弓の女と話してみるか・・・


少しだけ彼女の真意を知りたくなった・・・

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