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勇者七代目  作者: 赤坂
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序章

広い部屋に綺麗に揃えて並べられた椅子。


そしてその椅子を埋め尽くす人々。

ざっと数えてみても500人はいるだろうか。

その中、端の席で神代緋色は手の中にあるパンフレットをゆっくり読む。

当たり前だが何度読んでも同じことしか書いてはいなかった。


その時、500人の前へスーツ姿の男が立つ。

『皆さんの手元にはすでにテストの結果が書いてあると思います。』

自分のパンフレットを読む者、隣と結果を確認し合う者様々で会場は騒めいている。


『今回の受験者522名の内、合格者168名。』

男の言葉に、緋色はもう一度パンフレットを確かめる。合格と書かれたパンフレットを。


『合格者の皆さん。ようこそ、剣と魔法の世界へ。皆さんを今から異世界へとご案内致します。家族との連絡はお済みですか?お済みの方は』

そう言った男の後ろには、いつの間にか扉が開かれていた。


『この扉より冒険者の一歩をどうぞ踏み出されて下さい。』

男はにこやかにそう言った。

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