第65話 超悪魔アザゼル
補足のような内容です。悪魔目線⸜( ´ ꒳ ` )⸝
わたちはアザゼル!
悪魔王サタンに、手に入れたい世界がある!しかし、邪魔な連中が居るから潜伏して内部から破壊しろ!って言われて異世界に呼ばれた超悪魔なのでしゅ!
この世界は不思議がいっぱい…色々見てまわりたい…
でも、サタンの命令には逆らえないから、早速、厄介な連中が居る国に来ちゃいました。
そこは、緑がいっぱいで海の見える景色の綺麗な場所に首都がある街だったのでしゅ!
超悪魔だけど、魔力は有限…何とかちたい…
この国で生贄もらって住処も手配してもらって、じっくり国を壊ちてやるのよ!
出て来た女王しゃまはすごく可愛い…その子分はすごくカッコイイ…
いつも、キモ怖いサタンばっかり見てたからでちょうか…すごく新鮮…
違う違う!そんな事より生贄をもらわないと!
「…うーん、それは無理だな。消滅しといてくれ」
!?
冷たい…男前は冷たい…メモメモ。
「うーん…別に生き物じゃなくてもいいんじゃないか?」
!?
男前は頭がいい…メモメモ。
早速、準備してもらったけど…何コレダサい…
こんなダサい姿なんてイヤッ!!
「実験だから。何とかなりそうだったら、いい感じの見た目に作り変えような」
人形の中に入ったら、意外と思った通りに形変えれるのでしゅ。
イメージですのん…可愛い女王しゃまみたいな見た目をイメージですのん!
「……完全に別物になったな…てか、今更だけどお前名前は?」
当たり前なのよ、わたちが本気でイメージしたんだから!魔力使い過ぎたけど!
名前?有名な超悪魔なのがバレるから教えない!!
出直すのでしゅ!さらばだ!!
「名前当ててやるよ、ハズレたら俺の魔力を分けてやる」
男前は自信過剰…っとメモメモ。
当てれる訳ないでちょ!心のメモ帳に男前は間抜けって追加されたいの!?
「お前の名前はアザゼルだ」
!?
当てちゃいやがった…
男前は鋭い…メモメモ。
その時、わたちの心からサタンの支配が消えて、男前が新しい支配者になったの…
『私はディーテだぞ。お前の上司の上司だぞ?たっぷり歓迎会してやるからな!』
可愛い女王しゃまの名前はディーテしゃま、わたちの新上司はグルナしゃま。
歓迎してくれるみたいだけど、わたち分からない…
「食べないのか?美味しいぞ?」
おいちぃ?
いい匂いだし、みんなモグモグしてるから真似してみるのでしゅ!
!?
これが…おいちぃ……何?何なの?この心の底から溢れ出す幸福感は!?
この世界をキモサタンが欲しがるのも分かる!
タレに付けたお肉を熱いからご飯にのせて…冷まちてから頬張るのでしゅ!お肉おいちぃ!//
……ん?ご飯の色がタレの色になってしまったのですのん…勿体無いからちゃんと食べるけど…
食べた時、わたちは新しい発見をしまちた。
お肉の脂+タレ+温かいご飯=美味しい。
ダメ…もうダメ…意識が…超悪魔なのに天国に召されてちまう…
『アザゼル、この国にはな他にも美味しい食べ物がいっぱいあるし楽しいぞ!』
ディーテしゃま…わたちディーテしゃまに一生ついて行きまする…
その日の夜はディーテしゃまの家でお泊まりしまちた。グルナしゃまが使おうとして作った部屋?。家を作ってくれてるらちいので完成まで使わせてもらいましゅ。
次の日、ディーテしゃまは街を案内してくれて…ある時は、隣の国までおいちぃお魚料理を食べに連れてってくれて…喫茶店?て言うお店にも毎朝連れて行ってくれて…
あたちは、キモサタンに騙されてた!
キモサタンは嘘つきですのん…厄介な連中じゃない…みんな優しいですのん…
わたちは密かに心に誓いまちた。
キモサタンにこの世界は渡さない!
ディーテしゃまの子分とちて、ディーテしゃまの様に超絶可愛い悪意の欠片も無い魔物に…わたちはなるっ!!