14/14
13
屋敷に入るとレレが迎えてくれた。
「思ったより遅い帰りだね。先にお風呂に……え、えっと、その子は…どうしたの…?」
何やらレレは凄く引いた顔をしている。
ちいを連れてきちゃまずかったかな…?
「えっと、レミア様はそんなつもりでお金を渡した訳では無いと思いますよ……」
「な、なんか不味いことでもあるのか?」
「ご主人様。大抵の場合、奴隷を飼う時は性的欲求を満たすために購入するか、自分の手先として大量に…」
なるほど。
すべてを理解した。
「ち、違うぞ、レレ!!別に欲求不満とかじゃなくて、……」
10分くらいかけてリュウクはレレの誤解を解くとお風呂に入りに行った。
屋敷のメンバーには、レレから説明しておいてくれるらしい。