人物紹介其の①
人物紹介です。何だかちゃんとした作品っぽいですよね。……さて、今回はおまけ、居酒屋スナックの責任者として後書きに異世界スナック秘話を。
伊地 遙
本作品の主人公。アラサー(年齢ヒミツ)。異世界転移者(二回目)
調理師免許となかなかのグラマー体型、そしてそれに見合うだけの美貌を兼ね備えながら婚約破棄されてしまう不幸体質の持ち主。その衝撃的現実に打ちのめされて飢餓による自死を望んだが、その際の負のオーラに引き寄せられたノジャの手により阻止される。その結果一度目の転移へと導かれるが何らかの理由でノジャとの離別を選ぶ。現世へと舞い戻った彼女は異世界での記憶を失い、空虚な日々を過ごして二年が経過。やがて戻ると告げられていたノジャは痺れを切らして彼女の元へとやって来るが「……あなた、誰?」……キレたノジャに依って断片的に記憶を甦らせるが、全てを思い出した訳ではない。ロリ百合属性については婚約破棄が原因かと思われがちだが、不明な点も多い。
外見的特徴
黒髪のショートヘアーは後頭部からキッチリ刈り揃えられていて、左右に分けられた前髪も同様。綺麗に整えられた襟足から喉元にかけて薄紫色の言語変換用紋様型印式(一見するとトライバル風刺青)をノジャの手で施せられている。容姿と印式も相まってクールビューティーに見られても良いのだが、軽く打ち解けた語調と長く接客に従事してきたお陰で他者からは「優しくてキレイなお姉さん」と評される事が多い。意外と本人が飲食するシーンが少ないが食べる事は決して嫌いではない。D。
能力
無し。しかし調理師免許所得及び永年の飲食業従事により調理スキルは歳の割りに高く、和洋中問わぬ知識と技術力は異世界でも遺憾無く発揮されている。特技は材料ゼロから感覚だけで料理を再現する技術。ただしスパイス抜きでカレーを作るといった事は出来ない。因みに戦闘能力魔導能力及び関連スキル皆無。異世界転移お得意のボーナススキルもチートもギフトも何もない。ないったらない。……あ、一応計算は出来ます。
ノジャ(本名不詳)
本作の副主人公。812歳(自称)。ニートな幼女。
幼女の姿を模した妖怪……と称される不可思議な生命体。餓死寸前のハルカの負のオーラに引き寄せられお節介で救い、何となく異世界へと導いた確信犯。《アルコール専用排水溝》《ザル》《ウワバミ殺し》との異名を持つ程の大酒飲みだが酔って態度を変えたり絡む等の狼藉は見られない。長寿と魔導的能力はチートその物で、ほぼ不死者。目に見えない財力や人脈は計り知れず、現世にすら異世界人のネットワークを持つ。しかし自らホイホイと転移している気配は無く、もしかしたら理由が無いと動かないタイプ(慎重派?チキン?)なのかも知れない。
外見的特徴
華奢でスレンダーだが怠惰な暮らしのせいで、そこはかとなくぷにゃふよ体型(わがままボディ)。腰まである濡れ羽色の黒髪は実はカチューシャで纏めているが、余り意味の無い描写だと割愛されている。状況に応じて髪型や容姿は変化させている。幼児体型は魔力温存と擬態の為らしく、そのせいか様々な幼女体型の化け物キャラと知り合いらしい……。Aダブルマイナス。
能力
魔導的な能力は単独で異世界転移を果たせる程で、その魔力量は同時多発次元門設置等が平然と行えるが、本人曰く《瞬発力はあるが持久力は無い》らしい。他者の記憶を操る事が出来る。それに絡み夢を操作して介入したり、記憶を組み合わせて相手の心情を改竄すら出来るが、手段の詳細は謎。戦闘能力及び関連スキル皆無。しかし【記憶の猟犬】と呼ばれる大きな黒犬を使役し、人々に認識されず移動出来る。アルコール耐性SSS(笑)。苦手な物は納豆。
ティティア。栄えあるお客様第一号。冒険者。21歳。
王都を拠点にして様々な迷宮や秘境を渡り歩く典型的な異世界住人。セミロングの金髪が特徴。単独行動が多く実入りは悪くないが、絶体絶命の危機に間違って異世界スナックに迷い込む。不安定な冒険者稼業のせいか異世界スナックに入り浸る事は決して無い。それなりの頻度でやって来るが、最近ノジャを口説いて住居近くに入口を設置してもらったとか。鉄騎章のクラス持ち。Cプラス。
クュビラレス・アミラリア。王立宮廷魔導士団副長。23歳。
王立魔導士団調査班に所属する若きエリート魔導士。肩まであるブラウンヘアーを知的に一つ纏めにした才女風……なのだが、なかなか頭角を表せなく焦りの日々を過ごしていた。しかし王の専用浴室脱衣所に出現した異世界スナックに繋がる扉を調査中、餌食に……。公私共にモヤモヤしていたが、入浴前に迷い込んだゴルダレオス王の前でセクハラ的罰ゲームや強制飲酒を経てキャラ崩壊。何か吹っ切れたようでハツラツと仕事に打ち込めるようになったらしい。これぞ異世界スナック効果だ!!……Cマイナス。
ゴルダレオス。ゴルダレオス公国王。年齢不詳。
王様。渾名はゴルお(笑)。別作品でのチョイ役だがこちらにも出演願いました。典型的な○島竜兵気質だが笑いの神は彼には降臨しない。独身。ネタバレ回避の為に記述はこの程度で……。
キノコ。不明。不明。
カメオ出演の作家様。お陰で作品に深みが出ました。やっぱり出汁が出るようですが、元々が毒キノコなんですよね……。
ビスケット。連結思考体外部探査ユニット。製造後48時間程度。
ガイノイド(女性型アンドロイド)。人類が死滅した未来の宇宙で新しい人類の苗床及び文明継承の地を探し続ける探査船。その中枢である連結思考体が船内に現れた異世界スナックへの入口を探査する為に作り出された二足歩行な自律機械。外観や仕様を変化(光学迷彩やステルス迷彩等で)させられる。派手な武器や武装は装備されていないが、半端じゃない放電量のスタンガンや工作用プラズマカッター程度は付いている。しかし彼女としては丈夫な外殻と規格外の身体的パワーのみを利用して何らかの成果を残す方が楽しいらしい。E。
毎度お馴染み作者の稲村某です。
今回も異世界スナックなお話!なんだー、何なんだおまえらは!作者が一回しかスナックに行った事がない(しかも酔ってたから詳細は覚えていない)のに小説の題材にしてるってバカにしてるのかっ!?無礼だぞ!!……まぁ、してないよな、そりゃ。
⬆……稲村某、殆んど……いや、話の大半は本当にサラッと調べて、あとは想像と妄想のみで連載しています。偉大なるバカです。
……しかし、皆様は実際に異世界へ行ったことがありますか?現世で死んで(略)ャッキャッうふふな生活をしたことがありますか?どちらもした事の有る人居るのかな?……居ないよね?居たらkillります。
でも皆さん、俺は終日働いて寝るまでの二時間程度に執筆(正確には休みの日に書き貯めた数話を改訂)し、それまでは一切の執筆をしてません。そんな刹那的なスタイルで書いてます。どうなんでしょうか?(知るか)
さて、異世界スナック秘話と言うことですが……まず、なろうはおろか全世界でも唯一の作品!と胸を張って書いてます。試しにググって見てください。たぶん一番上に出ます。
……で、それはさておき何故、異世界スナックなんて色物な作品を書こうと思ったか、ですが。
①どうせなら誰も書いた事のないような作品を。
②それでいて連作性のある物を。
③続けるにあたり、ストーリー展開やネタ考慮に困らない物を。
……と、考えまして、居酒屋やバーといった飲食店でもかなり夜の店系に絞った話を考えたのですが……居酒屋○ぶみたいに超有名な物もあるハイレベルな飲食業小説の中に【スナック】を取り上げた物は皆無でして。
……あれ?これ……もしかしたら、一人勝ちなんじゃね?
と、妄想しちゃいまして、書き始めました。ま、他の一般業種と兼業な作家さん(特に未青年で学生の皆様)は知識も経験もないでしょうが、稲村某……そんな世界の片隅にひっそりと生きる人種(スナック勤務じゃ無いよ)ですので、圧倒的なアドバンテージも有ります(居酒屋勤務じゃ無いよ)。
てな感じで始めました。一見すると「の○」のパクりだろ?と思わせておきながら現世でのスナックを満喫する二人の姿や、異世界で王様に王様ゲームを強制したり、かと思えば○たるの墓みたいな姉妹が闖入してヒロシマに行ったり(悲)、ロボ娘が勝手に入ってきたりと自分なりに適当に楽しんで書いてます。
……と、短いながら長々と書きましたが、すぐながら更新になる貯蓄ゼロ作家の異世界スナック小説、これからも宜しくお願いします!!
次回の異世界スナックは……うん、別に変わらないな。ひとまず予定としてはロリババァがゾロゾロ御来店な、そんな感じになります。




