結婚
佐藤「最近、身近で結婚する人増えましたよね。俺、彼女との生活とか全く想像出来ないんですけど。」
田中「同棲してみたらええやん?」
佐藤「いや、その勇気がないんですよ! 一緒に住んでる姿に違和感感じるし」
田中「じゃあ、今の彼女と結婚する気無しでズルズルとどうすんの?」
佐藤「それも困ってるんですよ、どうすればいいか先輩としてアドバイスもらえないんですか!?」
田中「山にでも埋めたら?」
佐藤「なんで急にホラー入るんすか! 危ないでしょ!!」
田中「埋めたら教えてね、俺が掘り返しに行くから」
佐藤「いや、埋めないがな。大体、俺が埋めたとこ掘り返してる田中さんこそおかしいでしょ!」
田中「第一発見者とかなってみたいじゃん。」
佐藤「だ~か~ら、山で穴掘りしてる事実を警察に連絡した時点で田中さんがこそが危険人物ですよ!」
田中「やべ、冷静な分析力に社内騒然だわ!」
佐藤「少し考えりゃわかるでしょ…… それより田中さんは想像できるんですか?」
田中「埋める時の心理? バイオレンスやねお前さん」
佐藤「違うよ! 自分が結婚した姿だよ!」
田中「出来る出来る、むしろ一周回ってバツイチ子持ちだわ!」
佐藤「どこまで進んでるんですか! 豊かすぎますよ。」
田中「休みの日の公園で、別れて済む子供と久々に会うのを待ちわびる気持ちでベンチに座るとか…… やらない?」
佐藤「やらないわ! 通報ですよ通報! 公園出禁になりますよ。」
田中「もしかしたら身に覚えのない子供がやってくるかもしれないじゃん!」
佐藤「怖いでしょ! どこの子よ、新手の詐欺ですよ。」
田中「どこの子って…… 想像しすぎで身に覚えが出ちゃうわ。」
佐藤「なんで妄想認知子作ってるんですか! いないでしょ。」
田中「そもそも彼女もいないしな。」
佐藤「出来てから妄想して下さいよ。」
田中「うわ、胸に突き刺さるわ。」




