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魔法使いの愛猫  作者: iyo
11/12

11 飼われる

やっと再開…です!

でもまた更新止めてしまったらどうしよう(笑)

とりあえずこれからもよろしくお願いします(*^^*)





言葉が通じているのを知った私は、子供に言い訳?説明して、おじさんが変態ではないことを理解してもらった。


うん、良かった。


でもなんで、この子は私の言葉が分かるんだろう…


「魔法の一つに他種族の言語を理解する翻訳魔法があるんだよ」


どうやらおじさん、その翻訳魔法とやらで私の呟きを聞いたらしい。


猫になってから誰にも理解されないからと、考えてること全部呟いてしまう癖が付いてしまっている…直さないと…


「今も呟いてる…」


『なにっ!?』







「ところで坊っちゃん、お嬢さんを連れてきてどうしたんだい?」


あ、そうそう。なんで私こんな所に…………………………私がついてきたんだよね、うん。


「ネコさん…飼う!」


すると子供は声に喜色を混ぜて、爆弾発言をしてくれた。


飼われる…です…とっ…!?


「坊っちゃん、お嬢さんの意思は聞きましたか?相手の意思を無視してはいけませんよ…」


おじさんに諭され、子供は少しむくれる。


でも直ぐに私と向き合って一言、


「ぼく、ネコさんとずっと一緒がいいな」


何かに縋るような、不安そうな目で見つめられる。


止めてくれ!私はそういう目に弱いんだ。


じーっとしばらくの間見つめられ続け…


私は折れた。もう好きにすればいいよ。


もともと私からこの子に付いてきたんだから、離れるって選択肢も無かったけどね…。






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