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淳于瓊☆伝  作者: けるべろす
南方篇
81/89

人物紹介 〜第一次党錮の禁終結時点(166年6月)

姓名・字の後に知力・内政・統率・武力・名声を主観で入れています

名前の前の※印はあるのはまだまだ成長余力ありのマークです



淳于瓊(じゅんうけい)・奇妙  知??、政??、統71、武26、名44

 本作の主人公。前世の記憶(現代知識)を持つ。賈彪(かひょう)の弟子として賈郷(かごう)に住みながら郷の改革を進めている。 第一次党錮の禁では裏で天子の説得に成功するもほとぼりが冷めるまで南方へゆくことへ。知力、政治力はチートにより評価不能


波才(はさい)紫雲(しうん) 知57、政58、統51、武42、名--

 故郷を追い出され行き倒れていたところを奇妙に拾われる。英才教育を施されており文武両道の側近として将来が望まれている。主人公に対して絶対の忠誠をもっている


賈郷(かごう)

賈彪(かひょう)偉節(いせつ) 知91、政92、統53、武35、名90

 儒者の教育機関(官僚養成所)である太学の冠(主席)。清流派の名士として名高く奇妙の師でもある。第一次党錮の禁に連座して牢に入れられている


朱丹(しゅたん)・架空 知63、政81、統43、武32、名51

 賈彪(かひょう)の家人。賈郷(かごう)の内政を担当


張索(ちょうさく)・架空 知42、政34、統86、武85、名53

 賈彪(かひょう)の家人。賈郷(かごう)の武を担当


李栄(りえい)・架空 知82、政69、統43、武40、名64

 賈彪(かひょう)の家人。賈郷(かごう)の外交担当


陳良(ちんりょう)・架空 知52、政44、統69、武57、名--

 賈彪(かひょう)に命を救われた賈子(かし)のリーダー的存在


陳正(ちんせい)・架空 知63、政69、統36、武21、名--

 陳良(ちんりょう)の弟。賈子(かし)の中でもっとも頭が良い


張青(ちょうせい)・架空 知69、政54、統48、武28、名--

 并州(へいしゅう)雁門(がんもん)出身の少女。奇妙を医者と勘違いし賈郷(かごう)に押しかけてきた


張機(ちょうき)仲景(ちゅうけい) 知94、政29、統22、武30、名33 

 荊州(けいしゅう)南陽(なんよう)郡の若き医者。曽祖父は後漢を代表する科学者、張衡(ちょうこう)であり同時代としては飛び抜けた知識と思考能力を持つ。奇妙にスカウトされ賈郷(かごう)で研究をすることに。漢方を始めとする中国医学の祖ともいうべき人物


<清流派>

郭泰(かくたい)林宗(りんそう) 知93、政79、統46、武49、名92

 賈彪(かひょう)と並ぶ太学の冠(主席)。并州(へいしゅう)太原(たいげん)出身の清流派名士で'天子も臣とするを得ず'の評判があり巷での人気が高い。賈彪(かひょう)とともに奇妙のよき理解者である。


竇武(とうぶ)游平(ゆうへい) 知63、政71、統56、武51、名85

 司隷(しれい)扶風(ふふう)郡(関中)の豪族。外戚にして城門校尉(じょうもんこうい)である。第一次党錮の禁では清流派の側に立って動いており奇妙の策に協力して党錮の禁の解除に向けて動いている。


陳蕃(ちんはん)仲挙(ちゅうきょ) 知87、政78、統76、武67、名95

 三公のひとつ太尉を務め清流派の頭目として腕をふるっていたが第一次党錮の禁により失脚中


李膺(りよう)元礼(げんれい) 知79、政69、統86、武88、名90

 洛陽(らくよう)を含む司隷校尉(しれいこうい)(治安担当官)として宦官勢力に対しても容赦なく厳しい取締りをおこなった。その結局天子の逆鱗に触れ投獄され第一次党錮の禁を引き起こすことになった。


荀爽(じゅんそう)慈明(じめい) 知82、政74、統78、武59、名82

 潁川(えいせん)潁陰(えいいん)の荀子の流れを汲む清流派。第一次党錮の禁を解除すべく奔走中。荀彧(じゅんいく)の叔父


何顒(かぎょう)伯求(はくきゅう) 知66、政62、統83、武76、名77

 荊州(けいしゅう)南陽(なんよう)郡の清流派でもっとも過激な武闘派である。袁紹(えんしょう)の兄貴分


劉陶(りゅうとう)子奇(しき) 知71、政88、統33、武29、名78

 潁川(えいせん)潁陰(えいいん)の清流派名士で士燮(ししょう)の師である


袁紹(えんしょう)本初(ほんしょ) 知59、政58、統75、武73、名67

 何顒(かぎょう)を慕っており清流派のなかでも過激な思想に染まりつつある。実家の汝南袁家(じょなんえんけ)の気をヤキモキさせている。


荀攸(じゅんゆう)公達(こうたつ) 知83、政60、統55、武32、名57

鍾繇(しょうよう)元常(げんじょう) 知78、政65、統70、武52、名62

郭図(かくと)公則(こうそく) 知63、政59、統56、武45、名48

 潁川(えいせん)における次代の清流派候補。


<宦官勢力>

天子・桓帝(劉志(りゅうし)) 知43、政39、統21、武25、名100

 後漢の第11代皇帝。宦官を重用し第一次党錮の禁を引き起こす。20代で外戚の梁冀(りょうき)を誅して政治の実権を握るも失政が続きやがてやる気を失って道教を始めとするオカルトに嵌ってしまった


張譲(ちょうじょう) 知94、政80、統46、武49、名59

 潁川(えいせん)襄城(じょうじょう)出身の宦官。小黄門。次代の宦官勢力の筆頭として頭角を現している


侯覧(こうらん) 知83、政59、統24、武29、名62

 兗州(えんしゅう)山陽(さんよう)郡出身の中常侍。身内が清流派に摘発されており目の敵にしている


曹騰(そうとう)季興(きこう) 知85、政89、統76、武72、名82

 曹操(そうそう)の義理の祖父。中常侍、大長秋を務めた大宦官。多くの人材を推挙し4代の皇帝を支えた実績から養子をとって家を継がせることを特例として認められる。しかしこれ以降も特例が濫用され結果として宦官専横の要因となった


<涼州関係>

淳于沢(じゅんうたく)伯簡(はくかん) 知73、政77、統41、武32、名64

 奇妙の兄。涼州(りょうしゅう)漢陽(かんよう)郡の()の県令として赴任中。


賈詡(かく)文和(ぶんわ) 知95、政84、統81、武27、名50

 涼州(りょうしゅう)武威(ぶい)郡出身。長安で学び仕官を志すもうまくゆかず涼州(りょうしゅう)漢陽(かんよう)郡で下級役人としてくすぶっていたが、涼州(りょうしゅう)に赴任してきた淳于沢(じゅんうたく)をサポートすることになったことでその能力を発揮するようになった


樊稠(はんちゅう) 知48、政38、統87、武92、名55

 涼州(りょうしゅう)金城(きんじょう)郡出身。もともと身分は低く羽林郎の董卓(とうたく)に部曲(武将)として仕えていたが淳于沢(じゅんうたく)の護衛の任を受け涼州(りょうしゅう)へ戻る。(きょう)族の侵攻により遊撃部隊を率いて活躍中


麴義(きくぎ)仲武(ちゅうぶ) 知56、政34、統89、武90、名48

 涼州(りょうしゅう)金城(きんじょう)郡出身。腕に覚えがあり武官としての立身出世を夢見て故郷を出てくるも樊稠(はんちゅう)に鼻っ柱を折られてしまう。現在は樊稠(はんちゅう)のもとで実戦経験を積んでいる


姜翔(きょうしょう)・架空 知76、政75、統61、武43、名79

 涼州(りょうしゅう)漢陽(かんよう)郡の人。漢陽(かんよう)郡でも指折りの名族、姜家の当主。架空の人物で姜維(きょうい)の祖父という設定


姜嫗(きょうおう)・架空 知90、政84、統51、武18、名75

 漢陽(かんよう)郡の()で最大の豪族である姜家を取り仕切る実力者。姜翔の母


夏弦(かげん)・架空 知59、政45、統21、武29、名55

 漢陽(かんよう)郡太守だが淳于沢(じゅんうたく)の足を引っ張ってばかりであり、賈詡(かく)の策により()から追い出された


張奐(ちょうかん)然明(ぜんめい) 知52、政60、統96、武92、名79

 涼州三明のひとり。度遼将軍として北方の前線で睨みをきかせていたが大司農として召還されたことがきっかけで北方諸民族の侵攻に火がついてしまう。再び前線の雁門(がんもん)


段熲(だんけい)紀明(きめい) 知76、政34、統94、武95、名72

 涼州三明のひとり。護羌(ごきょう)校尉として涼州西部で西羌(せいきょう)の各部族を平定中


皇甫規(こうほき)威明(いめい) 知58、政53、統86、武89、名70

 涼州三明のひとり。セミリタイア状態。第一次党錮の禁では自分も清流派だと自ら名乗り出るも宦官派からも清流派からも無視された気の毒な人


<南方交易関係>

デキウス=アウレリウス=アラブス 知83、政74、統65、武61、名40

 大秦国(ローマ)の商人。アラビア出身。大秦国(ローマ)の使節を騙り皇帝に謁見するなどの胆力あり。漢との南周り航路による交易を始めようと計画。


笮融(さくゆう) 知57、政39、統45、武64、名32

 揚州(ようしゅう)丹陽(たんよう)郡出身。利に嗅覚が利くタイプで南方交易に関わっている


黄忠(こうちゅう)漢昇(かんしょう) 知55、政49、統58、武94、名34

 荊州(けいしゅう)南陽(なんよう)郡の武人。南方交易では奇妙らの護衛として雇われる


袁逢(えんほう)周陽(しゅうよう) 知76、政81、統79、武54、名84

 袁紹(えんしょう)の叔父。袁紹(えんしょう)の父、袁成(えんせい)の早逝により汝南袁家(じょなんえんけ)の家督を継いだ。袁術(えんじゅつ)の父。司隷(しれい)京兆尹(けいちょういん)


袁隗(えんかい)次陽(じよう) 知88、政93、統69、武49、名86

 袁逢(えんほう)の弟、つまり袁紹(えんしょう)袁術(えんじゅつ)の叔父。汝南袁家(じょなんえんけ)のNo2。荊州(けいしゅう)南陽(なんよう)郡太守。奇妙との交渉で汝南袁家(じょなんえんけ)が南方交易の後ろ盾となった


周景(しゅうけい) 知79、政80、統78、武74、名90

 周瑜(しゅうゆ)の従祖父(祖父の兄弟)で現役の三公(太尉)。もともとは清流派に近い人物であるが党錮の禁では汝南袁家(じょなんえんけ)と同様に距離を置いている。同じ揚州(ようしゅう)人の笮融(さくゆう)を通じて南方交易に後ろ盾として関わっている


士燮(ししょう)・威彦 知79、政95、統72、武55、名65

 交州(こうしゅう)蒼梧(そうご)郡の豪族。交趾(こうし)郡の太守。若いときに遊学し潁川(えいせん)の清流派、劉陶(りゅうとう)に学ぶ


<その他>

支楼迦讖(しるしかん) 知93、政79、統24、武35、名53

 白馬寺の大月氏(クシャーン)出身の僧侶。絵解き(紙芝居)を通じて浮屠(ふと)(仏教)と胡人に対する理解を高めてもらおうとしている


師宜官(しぎかん) 知62、政49、統27、武29、名70

 荊州(けいしゅう)南陽(なんよう)郡の書家。黄忠(こうちゅう)の友人で大酒呑みの酔っ払いだが書の腕はたしか


曹操(そうそう)阿瞞(あまん) 知79、政78、統77、武74、名45

 豫州(よしゅう)(はい)(しょう)県の出身。大宦官、曹騰(そうとう)の義理の孫。宦官の縁者であり清流派に入れてもらえない一方で宦官に尻尾を振る士大夫を馬鹿にした態度をとっている


董卓(とうたく)仲潁(ちゅうえい) 知63、政59、統94、武94、名64

 涼州(りょうしゅう)隴西(ろうぜい)郡の武人。羽林郎、司馬として張奐(ちょうかん)に従い雁門(がんもん)に駐屯している。武官として順調に出世中


董旻(とうびん)叔潁(しゅくえい) 知42、政47、統74、武79、名44

 兄に付き従い従軍中


荀緄(じゅんこん) 知74、政65、統36、武33、名66

 荀彧(じゅんいく)の父。清流派の弟、荀爽(じゅんそう)とは違い宦官とも結べるところは結ぼうとする穏健派。荀彧(じゅんいく)の嫁に宦官の養女を迎えた。尚書に出世


荀悦(じゅんえつ)仲豫(ちゅうよ) 知73、政72、統29、武29、名48

  荀彧(じゅんいく)の従兄弟。荀緄(じゅんこん)と同じく穏健派


檀石槐たんせきかい 知82、政79、統96、武97、名61

 北方民族である鮮卑(せんぴ)の大人(部族長)。一代で鮮卑(せんぴ)諸部族をまとめ上げ、さらに東方の烏桓(うがん)や西方の南匈奴(みなみきょうど)をも支配下に入れ一大帝国を築いた。関中(かんちゅう)に侵攻中


和連(かれん) 知22、政19、統73、武90、名30

 檀石槐たんせきかいの不肖の息子。粗暴な単細胞

 

蹋頓(とうとん) 知58、政52、統85、武89、名49

 烏桓(うがん)からの人質兼客将。檀石槐たんせきかいに重用されているが心服しているわけではない

知力は賈詡(かく)張機(ちょうき)張譲(ちょうじょう)支楼迦讖(しるしかん)郭泰(かくたい)の順

内政は士燮(ししょう)袁隗(えんかい)賈彪(かひょう)曹騰(そうとう)の順

武将としては檀石槐(たんせきかい)段熲(だんけい)張奐(ちょうかん)董卓(とうたく)の順

全体に内政より知力の値が高く評価してしまったのは内政が疎かにされ政争が繰り広げられていた時代背景のせいなのかもしれません。

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