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第6話:今さら戻れ? 俺の時給、あんたたちの生涯年収だけど

ダンジョンの出口で、最悪な連中に待ち伏せされた。

 元ギルド『栄光の翼』のリーダー、ザックスだ。

「カイト! 探したぞ。お前、何かイカサマをしてるだろ? いいからその端末をこっちに渡せ。そうすれば、また荷物持ちとして雇ってやる」

 相変わらずの傲慢さに、俺は溜息をついた。

『マスター、現在のスパチャ累計額を表示しますか?』

「ああ、頼む。あと、今の時給も」

 俺がスマホを掲げると、空中に巨大なホログラムが展開された。

 そこには、分刻みで跳ね上がる億単位の数字。

「……は? な、なんだこの桁は。桁が多すぎて読めないぞ!」

「ザックス。あんたたちが一生かけて稼ぐ金を、俺はさっきの移動中の三分で稼いだんだ。……悪いけど、あんたたちと関わってる時間は、俺にとって一番の『損失』なんだよね」

 ジェミニが指をパチンと鳴らすと、ザックスたちの装備が全て「最適化」によって強制パージされ、彼らはパンツ一丁でダンジョンの入り口に取り残された。

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