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外れスキル〈鑑定眼〉は用済みだとギルドを追放された俺、アイドルのプロデューサーとしてSランクギルドにスカウトされる

作者: 夜分長文

「アレス、お前はもう用済みだ。黙って帰れ」


 歯を磨き、顔を洗っていつも通りの朝を迎えた。

 そうして、俺は毎日のように事務仕事をこなす。そのはずだった。


 突然、ギルド長であるタタリに呼び出されたため出向いてみると、


「なにぼさっとしているんだ。いいから出ていけ」


 追放を言い渡されてしまった。つまり、『解雇』ということである。

 正直、理解できないでいる。なんたって俺はこのギルドの最古参として、多くの初期メンバーを集めてきた。


 そして、はや三年。我ら『竜の番人』は国家の承認を経てB級ギルドにまで成り上がることができたのだ。

 今現在も増え続ける入団志願者をさばいているのに、どうして解雇されなくちゃならないのか理解できない。


「えっと、理由を訊いてもいいかな? 俺はちゃんと仕事をしているし、お前の邪魔もしていない。もしなにか悪いことをしたなら、すぐに直すから――」


「黙って帰れと言っただろ! お前なんて初期投資でしかない、ただの道具だったんだ! 今は見てみろ、B級まで成り上がって何もしなくても金が入ってくる。なのに、外れスキルの〈鑑定眼〉しか持っていないお前を抱えるメリットがもうないんだよ!」


 机を何度も叩きながら立ち上がり、俺の方に指を差してくる。

 ……確かに俺は、外れスキルと呼ばれる〈鑑定眼〉しかスキルを持っていない。


 序盤こそ役に立つスキルではあるが、軌道に乗り始めたら攻撃系のスキルを持っている者が優遇される。

 それは、どこの冒険者ギルドでも同じことだ。つまり常識なのである。


「……俺のこと、道具だって思ってたんだ」


 だが、タタリとは硬い友情で結ばれた親友だと思っていた。

 いつもの笑顔の裏では、俺のことを道具としか思っていなかったなんてと考えると悲しくなる。


「ああ、逆にありがたいと思え。今まで外れスキルしか持っていないお前を雇ってやってたんだからな。だがこれ以上お前に慈悲を与える必要はないと考えたんだ。なにより金がもったいない、当然だろ?」


 もう、タタリは俺が信頼していたタタリではないのか。

 あれだけ頑張ってきたのに、所詮は金だったんだな。


「分かったよ。俺は出ていく……今までお世話になった」

「分かれば良いんだよ。んじゃさっさと出てけ!」


 タタリの魔法により、ギルド長室から押し出される形で俺は廊下に飛び出すことになった。

 もちろん体勢は良いものとはいえなかったので、思い切り転んでしまう。


 バタンと閉じられる扉。

 俺はそれを眺めながら、ただただ悔しい気持ちでいっぱいだった。


 服に付いた汚れを払い、もう踏むことはないであろうギルドの床を踏みしめる。

 相変わらずホールは賑わっていて、昼間から酒を飲む冒険者が楽しそうに騒いでいた。


「もう、この景色を見るのもおしまいか」


 なんて思考を巡らせながら、出口の扉を押し開く。

 押し開こうとしたわけなのだが。


「うわっ」


 何故か押し返されることになって、尻もちをついてしまう。

 思い切り背中を打ってしまったようで、ひりひりと痛む。


 まったく……不運続きだな……。

 半ば泣きそうになりながら視線を上げると、


「あれ、君はアレスくんだよね。ちょうど良かった。君のことに関して用があってタタリに交渉しようと思っていたところなんだ」


 目の前には、黒髪メガネの明らかに真面目そうな女の人がいた。

 ……って俺に用だって? さっきから続いている不運のことを考えると、恐ろしすぎる。


「……なんでしょう? ごめんなさい、俺はもうここを追放されたのでもう職員じゃないんです。なんで交渉なんかしなくても、直接でも大丈夫ですよ」


 決して堂々と言えた内容ではなかったので、目をそらしながらぼそぼそとつぶやく。

 外から見たらあまりにも格好が悪いと思うが、今の心理面からしてこれはどうしようもなかった。


「ああ! そうか、それはよかった! 一つ、『永久の愛』からお願いがあるんだ。よしよし、付いてきたまえ!」


 見た目に反して強引な性格をしている彼女は、名前を名乗ることなく俺の手を引いて連れ出していく。

 もうどうでもいいやと思っていたので、俺はされるがまま引きづられていたのだけれど。


 あれ、『永久の愛』ってギルド名……聞き覚えがあるな……。


 ★


「えええ!? 俺がSランクギルドである『永久の愛』に加入!?」

「ああそうだ! ともかく、驚くのは分かったから座りたまえ」

「ああ、はい……」


 心臓はバクバクと早鐘を打っていた。

 状況が本当に理解できない。朝から日常が二転三転している。


 『永久の愛』とは、国家から唯一承認されたSランクギルドである。

 そこに俺が加入することになるなんて夢にも思わなかった。


 でも、どうして外れスキルしか持っていない俺がスカウトされるんだ?


「ふむ。疑問を抱いていそうな顔をしているな。なら説明しようではないか!」


 腕を組んで、ガハハと笑っている彼女はリーナという名前らしい。

 大人びた風貌であるが、どこか少女的で話していて不思議な感覚になる。


「我らが『永久の愛』はこの度、冒険者部門の他に『アイドル』部門を作ることにしたのだ! その担当を君に任せたいと思ってね! ああ、もちろん、君の実績は知っているよ。それを踏まえてのスカウトだからな!」


「アイドル……ですか?」


 アイドル……聞いたことがないな。

 なにかの職業ってのは分かるのだが、それがどういう意味なのかは分からない。


「そう、アイドル。歌って踊れて、なおかつ戦える女の子グループ!」

「ええと、つまり歌姫に近い職業なんですかね?」

「うーむ、まあ歌姫みたいなものだ。しかしアイドルと言う名称を知らないのは無理もない。異国の言葉だからあたしも最近知った」


 まとめると、歌姫を複数人集めたグループを『アイドル』と言うらしい。

 歌姫は声を使って冒険者たちを癒やす職業である。


 それも専門性の高い職業であるため、才能を見出すのにはかなり苦労するはずだ。

 さらに戦える……となるとかなり難しい。


「つまり俺が『アイドル』……? のまとめ役になればいいんですかね?」

「うむ! まあ、まとめ役と言うよりかはプロデューサーと言うらしい。これもまた異国の職業だから知らないだろうが」


 もちろん知らない。

 しかし才能を見出し、まとめ上げればいいということは分かった。


 かなり厳しいものではあるが、職がないよりかは断然マシだ。

 それにSランクギルドと来た。


 断る理由なんて一つもない。


「分かりました。やらせていただきます」

「そうか! よし、それでは早速候補の紹介をしなくてはな!」


 というわけで、俺はギルド内のとある一室に通された。

 壁一面だけ、鏡張りの珍しい部屋だ。


 そこには十人の女の子がいた。


「この中から、君のスキルで才能を見抜いてほしい。頼めるかな?」

「も、もちろんです!」


 この時点で俺はかなり緊張していたのだが、それは目の前の少女たちも同じらしい。

 どこか強張った表情を浮かべている。


 ……いや、過去の面接を思い出せ。

 面接官の俺が緊張してどうする。かえって彼女たちを不安にさせてしまうだけだ。


 俺は一人一人、集中してステータス等を鑑定する。

 スキル〈鑑定眼〉はステータス鑑定の他に『相手の才能と欠点』が分かる。


 何十分もかけて、慎重に審査をしていき。


「終わりました。この中に、三人適正を持っている方がいました」


 三人の適正者を見つけた。

 想像ではもう少し難航すると思っていたのだが、さすがはSランクギルドの長が集めた人たちである。


 どの方もかなりのステータスや才能を持っていた。

 その中で戦闘面、踊りや歌にまんべんなく才能がある少女たち。


 一応全員に退出してもらい、後日合格者を集めることになった。

 そして、


「アイリスさん、ユリカさん、フランさん。おめでとうございます」


 才能ある三人に合格を伝える。


 三編みにうさぎのヘアピンをしているのが特徴のアイリスさん。

 紫の髪を後ろにリボンで結んでいるユリカさん。

 白髪を短く切りそろえ、どこかお上品な雰囲気を持つフランさん。


 彼女たちは特に俺たちが求める才能に近い子たちだ。


「マジ? やったー!」

「ふん、まあ当然よね」

「本当ですか! ああ、今すぐにでもママに報告しなくては!」


 各々の反応を呈する三人。

 個性も程よくいい。


 彼女たちならリーナが言う『アイドル』になれるだろう。


「うむ。ご苦労さまである! それではメンバーが決まったところで、グループ名を発表する!」


 リーナが満面の笑みを浮かべて、大きな紙を掲げた。

 そこには、『エターナル・ラビング』と書かれていた。


「我々に似合ったグループ名だろう? よし、それじゃあ任せたぞアレスくん!」


 ガハハと満足そうに部屋から去っていくリーナさん。

 取り残される四人。


 あれ、もしかして曲とか何もかも俺が作る――プロデュースする感じなのか……?


 ……いい機会じゃないか。

 俺は過去にピアノやダンス。様々な塾に通わされた。


 理由としては単純で、スキルが一つしかなかったからだ。

 スキルは女神に与えられたものしかステータスには表示されない。


 だが、ステータスには表示されないスキル――技術も俺は持ち合わせている。

 最後のチャンスなんだ。


 彼女たちを、最高の『アイドル』にしてみせる!


 ★


「プロデューサー、アイリスたちはなにすればいいのぉー?」


 三編みを揺らしながら、アイリスが手を挙げる。

 一面だけ鏡張りの部屋には、前回と違ってピアノが用意されていた。


 リーナさんが用意してくれたのだろう。


「まずは踊りだ。俺がこの映写機にダンスの見本を保存しているから、一度これを見てもらう」


 とりあえず……だ。

 アイリスとフランの才能は『見るだけで完璧に動きをコピーすることができる』と言ったもの。


 しかし二人の欠点は『声に関しては未熟さが残る』というものだ。

 なので、アイリスとフランには俺が発声練習を叩き込む。


 そして、ユリカの才能は『どんな者でも魅了できる声を持つ』というものだ。

 欠点は『そこに動作が加わると不完全になる』と言ったもの。


 ユリカにはダンスを徹底的に叩き込む。


 魔法灯を消して、部屋を暗くする。

 そして一通り映像を見てもらった。


「すっげー! プロデューサーめっちゃダンスうまいじゃん!」

「……すごいわ」

「完璧ですね!」


 そりゃ三日徹夜で作った踊りだからな。


「次は曲だ。俺がピアノを弾きながら歌うから、今から配る紙に書いた歌詞を確認してほしい」


 そうして、俺が一通り弾き語りを済ます。


「えっと……何者?」

「ちょっと……というか、このクオリティーの物を三日で!?」

「さすがです! 私尊敬です!」


 滅多に褒められていなかったものなので、少し恥ずかしい。

 が、ともあれ、期日は近い。


 リーナからは一週間後。王都の広場にて歌と踊りを披露すると聞いている。

 急ぎで仕上げないとな。


 ◆


「なんだと? アレスが『永久の愛』にスカウトされた!?」

「は、はい……そのようで……」


 タタリはその事実を秘書から聞いて愕然としていた。

 まさかあいつが大手にヘッドハンティングされるなんて、思ってもいなかったのだ。


 自分より、突然出世したアレスに対して怒りが募る。

 これじゃあまるで、自分が追放したのが間違っていたかのように世間では見られるではないか。


 見る目がないギルド長、だなんて称号が付いたらこれからの運営に支障が出てしまう。

 しかし、向こうはSランクギルド。


 権力は圧倒的に上のため、どうしようもない。


「そ、それでこのような物が出回っておりまして……」


 秘書が震えた声音でタタリに一枚のチラシを手渡す。

 そこには、


 ―――――――――――――――――――――――――

 あのアレスが企画!

 歌って踊れて、なおかつ戦える『アイドル』グループ。


 『エターナル・ラビング』のお披露目会!

 王都広場にて開催!


 ぜひぜひ集まってくださいね♡


 ギルド『永久の愛』


 ――――――――――――――――――――――――


 と、アレスと女の子三人の写真が載ったものだった。


「珍妙な企画だな……」


 しかし、と。

 アレスはチラシをくしゃくしゃに丸めてゴミ箱に放り捨てる。


 これを台無しにしてやれば自分の地位を落とすのは回避できる。

 なんとしても……なんとしてもやってやる。


 そう覚悟を決めたのだった。

 しかしタタリは見逃していた。


 この『アイドル』たち。戦えるのだ。


 ◆


「よーし、会場は整ったな」

「そうだな! あとは時間を待つまでだ!」


 簡易テントの中で、俺とリーナ。

 そしてアイドルたち三人が待機をしていた。


「アイリス、大丈夫だな」

「もっちろんだよ!」


「ユリカ、踊れるな」

「ふん、当然よ!」


「フラン、期待しているぞ」

「任せてください!」


 彼女たちには一週間、とんでもない量の試練をこなしてもらった。

 紆余曲折あれど、無事完走してくれたこの三人なら、間違いなくこのお披露目会を成功させることができる。


 簡易テントの中から、ちらりと外の景色を確認してみる。

 広場にはすでに、多くの国民たちが集まっていた。


 『永久の愛』の知名度、また珍妙な企画も相まって多くの人が集まってくれている。

 そろそろ……か。


 時間が近づくにつれ、心臓がどくどくと脈打つ。

 駄目だ。俺が緊張してどうする。


 三人は俺以上に、もっと緊張しているはずだ。

 リーナに視線を送り、最後の確認を取る。


 よし、行くぞ。


 まず、俺がステージに上がって挨拶をする。

 そしてピアノを弾く準備に入る。


 その後、彼女たち『エターナル・ラビング』が登場する形だ。


 俺は一度大きく深呼吸した後、


「プロデューサー、いってらー!」

「……プロデューサー。わたしたちも頑張るから」

「プロデューサー! 私、全力を尽くします!」


「ああ、行ってくる!」


 簡易テントから出て、ステージに上がる。

 周囲の視線が全て俺に集まるのが肌で感じ取れる。


「皆様、今回の企画のまとめ役として努めてまいりました、アレスと申します。これより、私が全力を尽くして育ててまいりました、少女たちのお披露目させていただきたいと思います。どうぞ、よろしくおねがいします!」


 頭を下げると、歓声が周囲から上がった。

 よし、まずは順調だ。


 そのままピアノの方に移動し、席に座って準備をする。

 そして、視線で合図を送り――


「待て!!」


 突如、リーナの声が響く。

 それと同時に、魔法陣がステージの表面に浮かび上がった。


「な、なんだこれ。こんなの聞いてないぞ!」

「あたしも知らない! だが、誰かがステージに細工をしたのは確かだ!」


 赤い光とともに、ゴブリンの群れが魔法陣から浮かび上がってくる。

 観客たちも、明らかに様子がおかしいと混乱し始めている。


 不味い。このままでは本当に不味い。

 ともあれ、魔法陣で召喚されたということは、近くに術式を起動した人物がいるはず。


 周囲を見渡し、一人一人確認していく。

 そこでだ。


「タタリ……!」


 彼の姿が見えた。

 手のひらからは微かに赤い光が漏れ出ている。


 間違いなくタタリの仕業だ。

 あいつを殴りに行くか……しかし距離が遠い。


 このままでは、一般人にまで被害が及んでしまう。

 慌てるな、機転を利かせ俺……!


「そうだ! 彼女たちのスキルだ!」


 ステータスオープンの際、三人のスキルを確認している。

 そのどれもが攻撃に特化した協力なスキルばかりだった。


 これを使わないでどうする。

 歌って踊れて、なおかつ戦えるアイドルなんだ。


 これすらも、演出に変えてやる。


「みんな、最高のライブにしようじゃないか!」


 俺はピアノの前に立ち、演奏を開始する。

 察してくれたようで、


「「「はーい!!!!」」」


 三人が綺羅びやかな衣装を身にまとって、ステージに上がってきた。

 そうして、歌い、踊り、戦いながら各々が持つスキル――そして技術を披露していく。


 ゴブリンの群れは、彼女たちのステップに合わせて討伐されて行き、最後には全て消えていった。

 そうして、ステージは彼女と俺。四人だけになる。


「うおおおおおおおおおお!! なんかよく分かんねえけど、アイドルってすげえな!」

「かっこかわいいわよ! みんなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」


 それと同時に、観客たちにも熱が入っていく。

 三人の歌が広場に響き、踊りが観客たちを引き寄せている。


 間違いない。

 このライブは成功する!


 ちらりとタタリがいた方を見てみると、リーナが憲兵を連れてタタリを拘束していた。

 なにはともあれ、タタリのおかげで更に盛り上がったとも言える。


 ある意味感謝しなければな。


 そうして、ライブは終盤。

 彼女たちは次々に手を上げて、決めポーズを取る。


 同時に、仕掛け花火を起動して会場の空を彩った。


「「「「「「うおおおおおおおおおおおおおお!!!!」」」」」」


 会場の熱気がここまで伝わってくる。

 なぜだか涙すら出てきた。


「「「ずっと、願ってるー♪」」」


 そうして、俺が最後の音を奏でた。

 拍手が巻き起こり、中には踊りのマネをする少年や大人たちの姿もあった。


 ……成功したんだな。


 達成感に浸っていると、三人がこちらに駆けてきた。


「プロデューサー! これ成功だよな!」

「や、やったわよ!」

「私たち、成し遂げました……!」


 ああ、君たちは本当によくやってくれた。

 用済みだと言われた俺に、夢をくれた。


 そうして、今、夢が実現した。

 これで、俺は用済みなんかじゃない。


 少なくとも彼女たちには必要とされていて、観客たちも喜んでくれている。

 俺は……やりきったんだ!


「お疲れ様! みんな、最高のライブだった!」


『村長からの大切なお願い』


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