【年賀状エッセイ】たらこくちびる毛さんについて
私は安定感のあるものが嫌いだ。
見ていてハラハラドキドキしてしまうぐらい不安定なもののほうがいい。
安定感なんて退屈なだけだ。いつ見てもどっしりしているだなんて。
たらこくちびる毛さんは安定感のあるひとだ。
そして凄まじく筆が速い。
なろうラジオ大賞に応募する1000文字以内の短編を50作品!も書いたのに、ひとつとして手抜きがない。
すべてが趣向を凝らされ、アイデアを注ぎ込まれて書かれ、作品として完成している。
なんだこれ。
正直、私はこの方を勝手にライバル視しているのだが……
嫉妬する隙間もない。
私は安定感のあるものなんて嫌いだ。
しかし、たらこくちびる毛さんは安定感があるのに、ハラハラドキドキ出来る『面白さ』も持っている。
退屈なわけがない。いつ見てもどっしりしているくせに、何を出して来るか読めない。
しかも料理がとっってもお上手である。自作の料理の写真をよく紹介されているが、家庭料理のプロだとしか思えない。
そんなたらこくちびる毛さんの50作品書いたというなろラジ大賞参加作品の一つを読んでみていただきたい。
シンプルでわかりやすいのに、じわじわ来ること受け合いである。
『魔法の鏡が王妃を好きすぎる』
URL=https://ncode.syosetu.com/n4276hj/