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超短編シリーズ

巫女は歌う、亡者のために

 今からはるか昔。ある年に生まれた人は死ぬことができなくなってしまった。その世代の人たちは「呪われた世代」と呼ばれている。


 私は巫女。呪われた世代に歌を届けるのが役目。


 天へと続く、雪の降り積もる純白の長い階段を登りながら、眼下の廃墟と化したビル街に、亡者のように蠢く呪われた人々に鎮魂歌を贈る。


 雲間から差す光は、彼らにだけは届かない。私は静かに涙を流す。


 私は歌う。呪われた世代のために。


 私は登る。天へ続く雪降る階段を。

 実はこれ、昔流行ったある流行歌がモチーフなのですが(二次創作ではないです)、元ネタ分かる人いないですよね、魔改造し過ぎで(笑)。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 死ぬことができない、というのはある意味怖くも感じられました。 リズムがあって素敵な詩だと思います。
[一言] こんばんは! つぶらやこーらです! 拝読しました! むう、元ネタが分かりませんでした……申し訳ありません……。 呪われた世代への鎮魂歌……何とも皮肉な響きがしました……!
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