第1話 言霊?口は災いの元
俺は、、、なんでこんな生活をしてるんだろう。
いつも思う。
どうしてこうなってしまったのか、と。
スペック
名前 リョータ
年齢 26歳
身長 169cm
体重 61kg
学歴 高校中退
スペックは悪くない筈だ(と、思う)
仕事を転々としてきた。
「このクソブラック企業がっ」
なんて言いたくなるような会社ばかりの世の中が悪いのさ。
毎日パチンコやスロット三昧の人生。
まぁ、、そのうちなんとかなる!
なんて思ってた。
ーー某パチ屋ーー
「この糞台がぁっっ!今の激アツがハズレるなんてありえねーだろっ!!!」
俺は華麗に代パン(パチンコ台にパンチ)して店を出た。
「はは、5万負けかwww」
財布の中には小銭しかない。
そう、全財産が小銭のみなのだ。
どうする俺?借金なんて働いてねーからできないし、家族もいない。
金がない!!!
完全に自業自得だ。
「はぁ、、、世界滅びねーかな」
そんなくだらないことを言いながら空を見上げた。
「ド田舎だが空は綺麗だな、、、ん?」
何か飛んでいる。
UFOか?
信じられず目をこすりもう一度見上げる。
するとやはり何か飛んでいる、しかも増えていた。
「お、おいおい地球侵略されんのかwww」
なんて呑気なことをつぶやいて気づく。
やばい、これはやばい。
得体の知れない飛行物は次々と俺の住む街に降り注ぎ爆発を起こしている。
間違いない、ミサイルだ。
ミサイルが俺の住む街に打ち込まれているのだ。
ついさっき俺は言った。
「世界滅びねーかな」
それは言霊の力か?
文字通り俺の知ってる世界は滅びようとしていた。
あちらこちらから悲鳴が聞こえる。
俺も叫びながら逃げて逃げて逃げて逃げて走り回る。
なんてこった、こりゃ死んだ、、、
そう思って諦めた。
逃げることをやめて空に拳を向け
「我が生涯に一片の悔いなしっっ」
逃げ惑う人々の中でラ〇ウを真似ながら、走馬燈ってホントに見れるのかな?なんて思った。
しかし走馬燈を見る事は無かった。
奇跡と言うしかないだろう。
なんと生き残ってしまったのだ。
爆撃が収まった後も俺はしばらくラ〇ウポーズのままだった。
(あ、あれ?俺生きてね?)
火の海になった街、しかし幸いにも立ち止まった事が死を回避させてくれた。
「あ、あのぅ、、、大丈夫ですか?」
たまたま近くで生き残った人が声をかけてきた。
「うぉっ!?生き残りかっ!?」
マヌケな顔で驚きラ〇ウポーズから振り返る。
そこそこイケメンな青年がそこにいた。
初投稿なので「読みづらいわっ!」とか
「文脈おかしいわっ!」等、突っ込みどころ満載かも知れませんがご容赦下さいまし(*・ω・)*_ _)ペコリ