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機械の技術が発展した異世界に召喚された僕が記憶屋として成功するまで  作者: 凪笠シメジ
スーベルニカの真実へ

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突入前夜。様々な思い。

しばらくして、突入直前の時間になった。


突入まで1日。このタイミングで、スーベルニカに向かって馬車を走らせる。


なぜ1日前に馬車を走らせるか、だが現在会議をしているドミニコスから裏ルートを使えば数時間でスーベルニカに着ける点、最速で突入しなければ敵国側に悟られてしまう点などを考慮してのことだ。


スーベルニカは国境沿いにある国である為、緊急招集したドミニコスから近い。


もちろん、5カ国連合が集まってること自体を悟られてしまう可能性こそあるが、5カ国連合を退けるための準備をしてしまえば奴らも準備不足、迎撃準備不足が目立つことになる。


そうなってしまえばこちら側有利に話は進むだろう。


ドミニコスの数体のモドキはこちら側に裏切れないようにプログラムを上書きした上で、兵として使役しようという方針になった。


もっとも、彼らの元の人格を呼び起こすのは全員は無理だったが、何体かはスーベルニカにされた悲惨な事実を受け止めた上で、報復ではなくケジメとしてスーベルニカ攻略に参加することを決めてくれた。


復讐で選んで攻略に参加してしまえば、きっとまたそれに対する報復が待ってるだろう。


だからこそ、ケジメという形で攻略に参加を選んでくれたのだ。


「2人とも、魔法の調子は?」


「見てください。結構自由に水を操れるようになりましたよ」


「土魔法でどう攻撃を……となやんだでござるが、土は固めると固くなる故、モドキの間接攻撃程度なら難なくできるようになったでござる」


「2人の魔法合わせたら水固めで土固くできるよね?」


「もちろん。連携の練習もしたでござる」


「土の硬さをある程度自由に設定できますよ!」



ハーティとセネガさんは問題ないようだ。


ヘルタも攻略戦の為に作戦を練にねって、必要な忍びの術の調整をしていた。


彼は最強の男だし、多分声掛けて確認しなくても完璧な状態で望んでくれるだろう。


今はそれよりも、スーベルニカ内部での派閥争いがどこまで影響を及ぼしているかの方が気になる。


影響次第では、スーベルニカ王を探し出したあと、マダスカル含めた推進派の黒幕に適切な処理を下す必要がある。


その辺に関してはサブラス王が任せろと言っていたが、やはり気になる部分はある。


ヒグチの現在の状況次第では推進派を一気に崩す切り札になりえはするが、説得に応じてくれるかは別だ。

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