表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
機械の技術が発展した異世界に召喚された僕が記憶屋として成功するまで  作者: 凪笠シメジ
国渡編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

70/74

この街は。ディストピアの隣。

この街は既に終わっているようなものだが、見捨てるかと言われたら間違いなか見捨てない。


ディストピアというものは僕の元いた世界におけるSFジャンルの一つだが、荒廃した世界や機械による人類の制服などがそれに該当する。


要はどうしようも無い世界のことをディストピアと言ったりするのだが、この世界は生憎だが機械と生身のヒトガタが入り組んで跋扈する世界でありさらにはそこに魔法というファンタジーも加わってくる。


幸いにも魔法は現在ではほぼ絶滅状態であるが、それでも存在自体が消えた訳では無いから、機械と魔法が共存することは無いとはいえ大変なことになるだろう。


というか、機械が魔法を使えたら絶望しかないだろう。


この世界の魔法の理屈が空気中に発生しているマナを使っている原理だとしても、人間が居なくなればマナは勝手にどんどん溜まるらしいし、マナが溜まりすぎると人体に悪影響だともいう。


それはを克服できてしまう機械化は、ある意味では相性がいいのだろうが……


機械ではマナに干渉する手段が無いため、残念ながらモドキにされた人たちは魔法の適性がゼロということになる。


図らずしも、推進派が台頭することになった魔法の才能がゼロの人達のような感じだ。


魔法はマナを肌で感じ、マナをイメージ通りに体内で生成させ、発生させる。


その過程があることにより、機械では無理ということだ。


「みんな嫌がるね。戻るの」


「一度楽をしたらめんどくさい方に戻りたくない、というのに似てるでござるな」


それはそうだ。


モドキになればヒトガタの時に不便だったものが全て解決する。


飲まず食わずでも平気だったり、海などでふやけたり体温の上昇がなく死ぬリスクがなかったり……


オマケに本体のコアが生きてれば何度も再生可能という便利すぎるものが付いてくる。


この世界に人間が推進派を否定するものが居るのはそういう人としての生を実感する機会が失われることを危惧して、というのもあるだろう。


生きてることに価値がある。肌で感じるから意味がある。


人というものはいつだって肌で感じて生きてきた。


機械になれば進化すらも難しくなるだろう。


人の進化に科学が介入してしまえば、それはもはや強制されたかのように窮屈になってしまう。


そんな人生は僕は嫌だな。


「一度ギルドに戻りましょうか」


改めて今後のことを話すことにしよう。

ここまで読んでくださりありがとうございます。評価、ブクマ是非よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ