幼なじみの情報。推進派の動向。
ハーティの幼なじみの情報を探して奔走する中、面白い情報が手に入った。
それは、推進派のトップがもうすぐこの国に来るということ。
つまり、護衛として幼なじみがいるかも!という可能性だ。
凄くちょうどいいしタイミングに恵まれているな。
そんな中、ハーティがどこか浮かない顔をしていた。
事情を聞いてもなかなか話してくれないし幼なじみの事だろうか?
自分でなんとかしようとしてるなら相談して欲しいところだが⋯
ってのを伝えてもきっとハーティは悩むだろうしじゃあどうするかだけど、話だけ聞く訳には行かないしな⋯
とりあえず、ここはまだギルドの管轄内。
一人でも問題ないだろうしハーティにはギルドの目が届く範囲で行動するから大丈夫というのを伝えてから、外ですこし気分を変える。
気分転換は大事だ。
それに、ずっと動きっぱなしで休息なし。精神的にもある程度遊んだ方がいいだろう。
幸い、トップの人が来るまでは日がある。急速に努めよう。
ハーティはギルドで何やらずっとこもってるようで、何かをしている様子なのだが、何をしているかまでは教えてくれなかった。
秘密、なのはわかるんだが何のために一緒にいるのか分からないから少しは相談して欲しいものだ。
かくいう僕は、ずっと気になっていた露店を回ってみる。
この世界に来てからこっちのものをじっくり見たりすることはなかったので、こういうのも新鮮だ。
飲みのも、食べ物、衣類に雑貨類⋯色々なものが売ってる露天だが、物価的には結構安いものが多かった。
高いものやちゃんとしたものは露天以外で、ということだろう。
僕は少し小腹が減ってるのに気づいて、露天で食べ歩き。
そして、そういえばと思い出し何着か服を買い足した。
ここしばらく働き詰めで服がボロボロなんだよな。
ハーティも身だしなみを気にするって意味で買っておいた方がいいか?
いや、でも女の子の好みわからないしな⋯と、決めあぐねていたところで一人の男に声をかけられる。
「多分こっちのが喜びます」
「あ、それはどうーーえっ!?」
あまりにも自然に言われて気づかなかったが、よく見るとこいつは知り合いでもなんでもない。
だけど向こうは僕を知っている。
何故だろう。僕はまだ有名ではないはずで、僕を知っているーーつまり、推進派⋯?
バチバチした空気感ーーにはならなかった。
その理由は直ぐに判明する。
「お初にお目にかかります。僕はヘルタ=ニース」
「ヘルタ⋯ってええ!?」
そう、探していた張本人だ。
依頼をこなして僕たちはだいぶ疲れた様子で帰ってきた。
そりゃそうだ、一日飛び回ってたんだし。疲れもするだろう。
それよりも、あの子たちの事は少しまだ気になるので、ギルドにでも様子を定期的に見るように伝えておくか。
さて、この街はだいぶ推進派との関係が深いようで、それは闇医者との会話でだいぶ明らかだ。
故に、活動する時も色々気にした方がいいだろうな。
さて、どうしようかな、ハーティとも相談したいが⋯明日でいいか。
僕はそのままその日は床に伏せた。
翌日、朝は早かった。
ハーティと共にバーでランチでギルドのバーは朝はカフェに変貌し、モーニングが提供される。
貴重な朝の優雅な時間故に、めちゃくちゃ大事にしよう。カフェで色々推進派の事とか話さなければ。
あ、あと幼なじみの事も話さないとな。
そろそろ、そっちも動き出した方がいいだろう。
あまりゆったりしているとあっという間に時間はすぎるからな、できる時にできることをするのが1番いいに決まってる。
さて、そんなこんなでふたつの議題をハーティと話し合う。
「推進派のことはこの街でだいぶ調べられそうです」
「それはよかった。あの医者のところにまた?」
「唯一の情報源だしね」
「わかりました」
「あと、それと。そろそろハーティの幼なじみを探そうと思う」
「そうですね⋯そろそろ、大丈夫だと思いますし」
「その、待って欲しかったのは何故?」
ハーティは言い淀んだあと、彼が本職はスパイであることを話した。
逆スパイである。
どうやら街についた時にその話を聞きつけたらしく、今は任務で飛び回ってるから待って欲しい、との事だったらしい。
ならそろそろ帰ってきてるってことだろう。
いやというか逆スパイて。
この世界スパイ多すぎるだろ。
ともかく、推進派の逆スパイをしているなら好都合だし色々話が聞ける可能性があるのはありがたい。
あとは、どこに住んでてどのへんで活動してるか、だな。
名前は聞いた。
「ヘルタ=ニース」それがハーティの幼なじみの名前らしい。
なんと、この世界における忍者のような一族の末裔らしい。
忍者というのは僕の独自解釈で、元々そういう隠密活動を生業とする一族の生まれらしく、逆スパイもその一環らしい。
変装とかそういうのが得意らしく、ハーティはよく変装したヘルタに騙されていたらしいけど大丈夫かこの子。
とはいえ、貴重な情報源。慎重になろう。
ハーティの幼なじみの情報を探して奔走する中、面白い情報が手に入った。
それは、推進派のトップがもうすぐこの国に来るということ。
つまり、護衛として幼なじみがいるかも!
という可能性だ。
凄くちょうどいいしタイミングに恵まれているな。
そんな中、ハーティがどこか浮かない顔をしていた。事情を聞いてもなかなか話してくれない。
幼なじみの事だろうか?
自分でなんとかしようとしてるなら相談して欲しいところだが⋯ってのを伝えてもきっとハーティは悩むな。
じゃあ、どうするかだけど、話だけ聞く訳には行かないしな⋯
とりあえず、ここはまだギルドの管轄内だし一人でも問題ないだろう。
ハーティにはギルドの目が届く範囲で行動するから大丈夫というのを伝えてから、外ですこし気分を変える。
気分転換は大事だ。
それに、ずっと動きっぱなしで休息なし。精神的にもある程度遊んだ方がいいだろう。
幸い、トップの人が来るまでは日がある。急速に努めよう。
ハーティはギルドで何やらずっとこもってるようで、何かをしている様子なのだが、何をしているかまでは教えてくれなかった。
秘密、なのはわかるんだが何のために一緒にいるのか分からないから少しは相談して欲しいものだ。
かくいう僕は、ずっと気になっていた露店を回ってみる。
この世界に来てからこっちのものをじっくり見たりすることはなかったので、こういうのも新鮮だ。
飲みのも、食べ物、衣類に雑貨類⋯色々なものが売ってる露天だが、物価的には結構安いものが多かった。
高いものやちゃんとしたものは露天以外で、ということだろう。
僕は少し小腹が減ってるのに気づいて、露天で食べ歩き。
そして、そういえばと思い出し何着か服を買い足した。
ここしばらく働き詰めで服がボロボロなんだよな。
ハーティも身だしなみを気にするって意味で買っておいた方がいいか?
いや、でも女の子の好みわからないしな⋯と、決めあぐねていたところで一人の男に声をかけられる。
「多分こっちのが喜びます」
「あ、それはどうーーえっ!?」
あまりにも自然に言われて気づかなかったが、よく見るとこいつは知り合いでもなんでもない。
だけど向こうは僕を知っている。
何故だろうか、僕はまだ有名ではないはず。
僕を知っているーーつまり、推進派⋯?
バチバチした空気感ーーにはならなかった。
その理由は直ぐに判明する。
「お初にお目にかかります。僕はヘルタ=ニース」
「ヘルタ⋯ってええ!?」
そう、探していた張本人だ。




