表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

65/77

第十三章65 【覇王杯/オーバーロード・カップ/レリア・ニア・トゥルーヴェリティチーム】13/【代用事象】14

 さきほどまでやっていた【声遊】は【謎】の勢力で生まれたばかりの幼子が遊ぶ【遊戯】に過ぎない。

 【緑髪のアリア】は、【青髪のユリア】が【赤髪のミリア】に対してそうした様に、【代用事象】の力を示して、【謎】の力とはどういうものかを説明する事を本来の目的とする。

 【緑髪のマリア】は、

『じゃあ、本番と行きましょうか。

 改めて、【代用事象】の力を説明させてもらうわ。

 【代用事象】とは、自分の得意な物事に置き換えて事を為す力。

 ・・・そう思って貰えれば結構よ。

 例えば、【ゲーム】をクリアすると言う目的があったとする。

 何でも良いわ。

 分かり易く【RPG】にでもしましょうか?

 【RPG】をクリアするには、【主人公】のレベルを【マックス】にしても【ラスボス】を倒すのはかなり難しいとするわね。

 でも、この【RPG】は他の作品の【キャラクター】を【主要メンバー】として使えると言う設定を組み込むの。

 そうする事によって、本来ではほとんど倒しにくい、いわゆる【無理ゲー】と言われる【ラスボス】に対抗出来る【チート能力】を持っている【他の作品】の【キャラクター】を借りてくる事によって、ほとんど倒せない【ラスボス】も容易に倒すことが可能となる。

 そう言う力でもあるわ。

 簡単に表現すれば、【自分】に有利な状況を【他】から持ってくる。

 そう言えば理解して貰えるかしら?』

 と言った。

 【黒髪のレリア】は、

『ルールなどを改変すると言うことですか?』

 と聞いた。

『まぁ、当たらずとも遠からずって奴ね。

 論より証拠。

 まずは体験してもらうわ。

 バトルとしての結果を【代用】したいのよね?

 だったら、別のことをして、その勝利者が【バトル】にも勝ったと言う結果を貰う。

 そう言う使い方をしましょうか。

 何を【代用】したい?

 希望があれば聞くけど?』

『半信半疑ですので、特にありませんわ。

 出来れば分かり易いものを希望しますわ』

『了解。

 では、そう言うチョイスをしましょうか』

 と言う話になったのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ