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第十三章37 【覇王杯/オーバーロード・カップ/ミリア・ニア・トゥルーヴェリティチーム】10/【ミリア】へのちょっかい7

 【赤髪のミリア】と【青髪のユリア】の口論の間のバトルをもう1つだけ中継しよう。

 次は、【ボトム(BOTTOM)ガード(GUARD)】/【戦闘型人工衛星】を人型にオーバーカスタマイズした【人工自我搭載型マスターガードタイプD】対【ボトム(BOTTOM)ガード(GUARD)/パラレルワールドバージョン】/【戦闘型人工衛星】を人型にオーバーカスタマイズした【人工自我搭載型マスターガードタイプD】の【現実世界】と【パラレルワールド】とのバトルになる。

 全く同じ様に見えるが、【現実世界】と【パラレルワールド】では微妙に違うのだ。

 どう違うか?

 それを分かり易い例を挙げれば以下の様になる。

 例えば、【太朗】と言う存在が居たとする。

 【太朗】は【田中 一郎】と【花子】の息子というのが【現実世界】だとして、ちょっと違う【パラレルワールド】の【太朗】は、【田中 一郎】と【由美子】の息子という事になっていると言う事である。

 この場合、【現実世界】の【太朗】は【田中 太朗】で【パラレルワールド】でも【田中 太朗】だが、母親が、【花子】から【由美子】に変わっているため、DNAは半分異なっている。

 ちょっと違う【世界】として、【母親】が違うと言う設定になっているのだが、その辻褄を合わせるため、【現実世界】での【由美子】が結ばれるべき存在は別の誰かと【結婚】をしていると言う事になり、似たような現実を再現するだけでも、つじつま合わせのために結構、強引に【因果】がねじ曲げられていると言う事になるのだ。

 そういった感じで、名前は、【ボトム(BOTTOM)ガード(GUARD)】/【戦闘型人工衛星】を人型にオーバーカスタマイズした【人工自我搭載型マスターガードタイプD】対【ボトム(BOTTOM)ガード(GUARD)/パラレルワールドバージョン】/【戦闘型人工衛星】を人型にオーバーカスタマイズした【人工自我搭載型マスターガードタイプD】で同じ様な立ち位置にあるとしても、【現実世界】では、【赤髪のミリア】を守護する立場であり、【パラレルワールド】では【青髪のユリア】を守る立場となっている。

 そのため、【赤髪のミリア】と【青髪のユリア】の違いというだけでなく、その辻褄を合わせるために、結構な頻度で、相違点があるのである。

 つまり、全く同じ【能力】を持っていたとしても動きは全く異なるのである。

 例えば、【現実世界】の【A】と【パラレルワールド】の【B】には、

 【空を飛ぶ】、

 【ミサイルを発射する】、

 【バリヤを張る】、

 【レーザービームを出す】、

 【突進する】、

 と言う5つの【能力】があったと仮定したとしても【A】が、最初、【ミサイルを発射する】と言う選択をしても、【B】は【レーザービームを出す】と言う選択をするなど、行動パターンが全く違うのである。

 そう言った意味で、同じ能力でも異なる動きをした場合、どちらが勝つのか?

 それを見るのも1つの醍醐味と言えるだろう。

 きりがないので以上が他のメンバーの戦いの中継とさせてもらう。

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