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第十三章35 【覇王杯/オーバーロード・カップ/ミリア・ニア・トゥルーヴェリティチーム】8/【ミリア】へのちょっかい5

 【覇王杯/オーバーロード・カップ】/【逆転参戦方式】の1つ、【ミリア・ニア・トゥルーヴェリティチーム】には、【青髪のユリア】が乱入し、争いを始めている。

 【赤髪のミリア】と【青髪のユリア】の口論が続いている中、お互いが持つ【戦力同士】が戦っているので、それについて少し、中継してみよう。

 まずは、【ミリアチーム】の【タイム01】と言う人工自我を搭載した【ロボット】とそれに対して、【青髪のユリア】が用意した要塞兵器【フォートレスA】の戦いだ。

 前者は、【ロボットタイプ】、後者は、【要塞タイプ】なので、見た目はかなり違うが、どちらも【万能型/オールラウンダータイプ】と言う事もあり、やれることは多彩であると言える。

 【タイム01】は、

『敵対勢力と認識。

 これより、排除に移ります』

 と言って臨戦態勢をとった。

 それに対して、【フォートレスA】は、

『反逆行為と認定。

 これより、対処に入ります』

 と言って戦闘形態となった。

 【タイム01】は、すぐさま攻撃を開始する。

 まずは、敵対勢力と目される【フォートレスA】の形状から推測して、自分に有利だと思われる点。

 それは、【タイム01】は【人型】であると言う事から、人間の様な動きをすれば、【フォートレスA】に対して有利に事が運べると【演算】し、【フェイント】を駆使して、【フォートレスA】に近づいて、接近戦をしようとしている。

 それに対して、【フォートレスA】は、人型ではなく、表現するのであれば、【シューティングゲーム】のボスキャラとして出て来そうな、【円盤形】をしている。

 そのため、人の動きは苦手だが、回転して動いていて、前後左右の動きは、機敏に移動出来る特性がある。

 なので高速移動をして、【タイム01】の背後に回り込むか、距離を取り、【遠隔射撃】で攻撃するかを演算し、前者をとった。

 【タイム01】の背後に回り込む、【フォートレスA】をバク転をして、さらに回り込むが、【フォートレスA】は逆回転して、更に回り込もうとする。

 そうやって、【バック】の取り合いをしていた。

 もちろん、これは、お互い相手の様子を窺いながらの攻防である。

 どちらも【ロボット】であるため、【エネルギー】が切れるまで疲れると言う事は無い。

 先に【バック】をとれば有利に展開出来ると判断している両者は、まるでネズミ花火の様にしゅるしゅると後ろの取り合いをしていた。

 3分ほど、この攻防が行われた後、双方距離を取り、次の行動を【演算】し、すぐさま行動に移る。

 と言う様に、バトルを追っていきたいところなのだが、中継時間が限られているので、これだけを追っていると他の展開が終えなくなるため、【タイム01】対【フォートレスA】の戦いについては以上となる。

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