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第十三章26 【覇王杯/オーバーロード・カップ/ファリナ・プルスフィリアチーム】24/RPG冒険11

 悪党、【フェイタル】の無茶苦茶な理屈で【クリティカル/ファリナ】は逆恨みされ、【花屋の娘/キャンディ】を動力とした、【破壊兵器】/【クライシス】が起動する。

 ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ

 と音がしたかと思うと、

 ブヲン、ブヲン、ブヲン、ブヲン、ブヲン、ブヲン、ブヲン、ブヲン、ブヲン、ブヲン、ブヲン、ブヲン、ブヲン、ブヲン、ブヲン、

 と音がでかくなり、【クライシス】が起動する。

 本来であれば、【クリティカル】を【動力部】に入れて起動させる予定だったが、現在入っているのは特別な才能などは無い【キャンディ】である。

 そのため、通常の【クライシス】よりも【戦闘力】が格段に落ちている状態での一騎打ちという事になる。

 【クライシス】と言う機体は今後も登場し、その度に、【生け贄】にされる【被害者】の【特別な才能】のランクは上がってくるのだが、今回は初戦ということで、【レベル1】である。

 【小ボス】とは言ってもほとんど、その辺の雑魚キャラをちょっと強くした程度の戦闘力しかない。

 問題は、【キャンディ】を生かして、【動力部】から救出出来るかどうかである。

 展開としては、【キャンディ】の事はきっぱりと諦めて、【キャンディ】ごと倒すと言う選択も出来る。

 ただ、それだと【ヒーロー度】と言うものが下がってしまう。

 【クリティカル】は【ヒーロー度】を上げるか、【ダークヒーロー度】を上げるかを選択していく【キャラクター】となっている。

 簡単に表現すれば、【正義の味方】の様な行いをすれば、【ヒーロー度】が上がるが、逆に、【勝つためなら手段を選ばない】様な行いをすれば、【ダークヒーロー度】が上がると言う仕組みである。

 この対【フェイタル戦】においては、【クリティカル】を沈黙させると言うのが目的となっている。

 それにおいて、【クリティカル】を破壊して倒すのは結構簡単だが、その場合、【経験値】や【お金】は余り入らず、【フェイタル】もそこで死亡する。

 ただ、【ダークヒーロー度】は多少上がると言う事になる。

 この様に、【ダークヒーロー】としてやっていく分には結構、簡単な戦闘で済むが経験値などは余り上がらないと言う感じになる。

 対して、【クリティカル】の動きを封じて、その隙に、【動力部】から【キャンディ】を救い出すのはただ破壊するより難易度はかなり上がるが、【経験値】や【お金】、【ヒーロー度】などは、かなり上がっていく。

 つまり、ミッションをクリアするのは苦労するが、それなりの見返りも期待できると言うことになる。

 要は、【ダークヒーロー】となって、戦闘の数をこなし、ちまちま経験値やお金を稼ぐか、【ヒーロー】となって、少ない戦闘で、一気に経験値やお金が貯まる道を選ぶかのどちらかを選択すると言う事になる。

 この場合、中途半端が、一番良くない。 

 時には【ヒーロー】、時には【ダークヒーロー】では、半端者になる。

 やるのならどちらかに振り切った方が良いのである。

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