第十三章1 【覇王杯/オーバーロード・カップ/脅威?の胎動】1/出鱈目の改変1
少しでも邪念を持つ者は一瞬にして消滅してしまう世界や次元。
それを【ピュア・ドリーマーズ・ディメンション】と呼ぶ。
そこに住む100パーセント純粋無垢な少女、【アイネ・クライネ/ドイツ語/小さい】。
彼女の元に友達が訪ねてくる。
友達の名前は、【デテメレメテデ】・・・日本風に言えば、【でたらめらため】だ。
【出鱈目】の回文で出来た【それ】/【デテメレメテデ】は【アイネ・クライネ】の元を訪れてきた。
【アイネ・クライネ】は、
『どうしたの、【テレメレメテデちゃん】?
何だか、元気が無い見たい・・・』
と気遣った。
【テレメレメテデ】は、
『うん・・・がっこ・・・無くなった・・・』
と言った。
【がっこ・・・無くなった?】
どういう事だろうか?
それは、【テレメレメテデ】が通っていた【超謎赤子幼児学校】という【不知】から表に出て、まだ何者にも発見されていない状態の【超態至】や【謎歪虚】、【超様謎】の状態を【超の幼体】や【謎の幼体】や【超謎の幼体】状態とし、その状態のものは、人間で言えば、【赤子】か【幼児】の様なものであるため、誰かに見つかるまで、【子供】や【赤ん坊】の様になってそこに集められて居るのである。
そのクラスは【13クラス】あるとされ、
その内、3クラスは【造超想主】と【造謎想主】が出現(アイディア/発想をする)に関わっていた、
(1)【超態至クラス】、
(2)【謎歪虚クラス】、
(3)【超様謎クラス】
が存在していた。
残る10クラスは不明とされているが、それは【出鱈目】の入る余地であり、【祈清】の定義によれば、
【理に当てはまらない問題】/【不理問】、
【答えに迷い散る】/【答迷散】、
【解の無い完全体】/【無解完】、
【唯一無二の間違えた種類】/【唯類違】、
の4つが、最低でも入るのではないか?とされていた。
この、残る10クラスについては【造超想主】や【造謎想主】の意思で出来たのでは無く、【勝手に】出来たのであり、10クラスもとりあえずという形で出来たものに過ぎず、これがどう変化するかも解らないと言う状態になっていた。
つまり、【造超想主】や【造謎想主】にも預かり知らぬ部分が、【超謎赤子幼児学校】にはあり、それが大部分を占めていたと言うことである。
実は【デテメレメテデ】もここに通っていたのである。
ただし、【学校名】にもあるとおり、【超謎赤子幼児学校】は、【超越】と【謎】がメインとなる学校なのである。
その【超態至】、【謎歪虚】、【超様謎】は【造超想主】と【造謎想主】の手によって【共喰らい】させた。
そして、【造超想主】と【造謎想主】はこの世から完全消滅し、【造超想主】と【造謎想主】両方の役割を担う事とそれをアレンジする力を持った【超謎創想結師】が誕生した。
その影響で、【超謎赤子幼児学校】は解体となってしまったのだ。
そのため、【出鱈目】のクラスも同時に解体になってしまったのだ。
だから、【デテメレメテデ】はしょんぼりしていたのだった。