第5話 ディープキス
私の名前は加藤愛美。この病院には、2つの理由があって入院している。
1つは、白血病を治すためだ。そして、残りの1つは───
***
可愛い。可愛すぎる。俺は言葉を失った。目の前に顔も体もタイプな女の子がこちらを見て微笑んでいるのだから。これは本当に現実なのだろうか。俺は実は死んでいて夢を見ているのではないだろうか。
「あ...」
そんなことを考えている間に加藤散歩に行ってしまった。病室のドアが閉められる。
「はぁ...可愛かったな...」
俺はニヤケが止まらない。だいぶ今は気持ちの悪い顔になっているだろう。まぁ、自分の顔は見れないのだが。
***
しばらくすると、加藤が戻ってくる。
「はい。じゃあ、今日の散歩はおしまい!」
「はーい...」
加藤はベッドに戻る。ナースは戻っていった。
「おかえり...」
「ただいま!」
「散歩、どうだった?」
「どうって...病院内歩き回るだけだよ。何も変わったところなんてないよ?」
「あ、そう...」
俺は美少女と話していると考えると、少し興奮してきた。会話が続かない。
「ねぇ?義和?」
「え、あ、何?」
俺は名字で無く名前で呼ばれたことに焦ってキョドってしまう。
「義和はさぁ、好きな女子とかいるの?」
加藤は急にそんなこと聞いてくる。いるよ。隣のベッドに。
「い...いるよ...」
「へぇ、その子は可愛いの?」
「うん。凄くタイプ」
段々俺の顔はニヤケてくる。口角が上がっているのを感じる。対面だったら一発でバレていた。
「そうなんだ...」
「うん」
「その子と私、どっちが可愛い?」
加藤は答えにくい質問をしてくる。どっちも何も同一人物だ。
「同じ...くらいかなぁ?」
「へぇ、同じ位ねぇ...」
仕切りの奥で影が動く。そして、加藤はこっちに来る。
「え、ちょ、加藤?歩いちゃ...」
「今日は元気だからいいの!」
加藤は俺の前に現れる。頑張って仕切りに掴んでいた。
「な...加藤...やめたほうがいいって...」
加藤は俺にゆっくり近づいてくる。病院着を脱ぎながら。
「ちょっ!加藤!何して...」
「義和?あまり大きな声、出さないほうがいいわよ?楽しみが...無くなっちゃう?」
俺は怪我で動けない。加藤はもう下着姿になっている。大きな胸が一歩進むごとに揺れる。
「ねぇ、義和?私の愛を...受け取って?」
加藤はついに俺の目の前に来る。そして、顔を俺に近づける。
「───」
その瞬間、俺は加藤にキスをされた。そして、そのまま口の中に舌を入れられる。
「───」
「んん...」
加藤は俺の口から舌を出し、顔を離す。加藤の舌からは、まだ唾液が糸を引いていた。
「もっと...しましょ?」
俺は返事できなかった。断っても、無理やりさせられる。俺が動けないことを加藤は知っている。
「ねぇ、義和?」
加藤は俺の勃起した○○を服の上から撫でながら、もう一度ディープキスをする。口の中でネチョネチョとエロい音を立てている。加藤は、俺のパンツの中に手を突っ込む。そして、細く白い腕で優しく○○を掴んだ。
そして、擦る。初めてだ。初めて自分以外の人に自分の陰茎を触らせた。○○○というものを初めてしてもらっている。
「んん...まずい...」
「どうしたの?何がマズイの?」
俺が喋ろうとすると、加藤は唇を話してくれた。その代わり、俺の布団とズボン・パンツは引き剥がされる。
「んん...大きいじゃない...」
”ドプッ”
実際、音はなっていない。ただ、心のなかでこんな音が響いた。○○だ。○○したのだ。
「一杯出せたね、病院生活で溜まってたのかな?」
加藤は俺の射した○○をペロペロと舐める。そして、その後俺の○○を口に入れる。
「んん...んん...大きい...」
「ちょ、加藤、だめだって...」
「そんなこと言いながら...体は正直ね、まだまだ元気そうよ...」
「んぁ...やめろって...でるから...」
”ドプッ”
2度めの○○をしてしまう。今度は加藤の口の中に。
「んん...」
「もう...やめろよ?」
加藤は俺の射した○○を飲み込む。その姿を見て、興奮が収まらない。もう、なんと言われても文句は言えない。責めることはできない。
「いいや、やめないわよ?まだ、始まったばかりじゃない?」
加藤は俺のベッドの上に乗る。下着はもう取り外していた。意外と生えているんだ。これが、最初の感想だった。生で見るのは初めてだ。それも、同級生のを見るのは。中3なのにこんなに生えているんだ。男子と生える時期はそんなに変わらないのか。などと、思っていると、加藤は俺の上に乗ってきた。まだ、挿入はしていない。これが、逆レイプなのか。
「それじゃ...準備はいいね?」
俺は返事をしなかった。返事をしたら、了承したことになってしまうから。
「なら...行くよ?」
加藤が挿れようとしたその時だった。
「え...」
俺の腰の辺りに氷が付いてくる。俺の体がまた凍っている。
「加藤!降りろ!」
「でも...」
「いいから!降りろ!」
「は、はい...」
加藤は俺の上から降りた。氷が出てきたことに焦ったのか、もう俺の○○は萎えていた。
規制に引っかかりそうなので、伏せ字ばかり。