銀河の保安官って?
閑話的なお話です・・・
機動女神って?
銀河の保安官って?
ど~うなんでしょう??
銀河系の星々の間では盛んに貿易が行われていました。
通商ルートも交易手段も確立されていたので、惑星間貿易には問題がなかったのです。
但し、それは銀河連邦に加盟を赦されている国家にのみ言えた事でしたが。
銀河連邦に加盟を許されるには、その星の文明が最低基準を満たさねばなりませんでした。
数千年前に起きた惑星間大戦争(スターウォーⅠ)のような悲劇を繰り返さない為に、基準はとても厳しいモノとなっていたのです。
加盟を希望する星の政府が連邦法を遵守出来るだけ堅牢な体制を確保している事。
惑星内で戦争などの惨禍が起きない事。
平和裏に通商を行得られる事・・・等々。
文明が進んでいるのも一般条件でしたが、それよりも重要だったのは人類が争いを終えれているか。
同じ惑星内人類同士での戦争が起きない事を、絶対条件に書き加えられていたのです。
争いが絶えている・・・戦争の惨禍で人が傷つかない。
そんなユートピアみたいな惑星のみが、銀河連邦に加盟を許されているのでした。
ですから、銀河連邦に全ての惑星国家が加盟出来る筈もありません。
中には他の惑星国家に戦争を仕掛ける愚かな国家も存在していました。
危険なる国家だと判別されて、連邦加盟国家に害を齎す恐れがあった場合。
被害が予想される加盟国家に対処出来る戦力など無かった場合。
銀河連邦政府から任命された公僕が派遣されるのです。
加盟国の安全を確保し、双方の国家間の仲介役も行える者。
また、特殊犯罪組織から当該国を保護する目的で派遣されて来たのは。
銀河連邦時空管理局に所属し、特権を授与されている保安官と呼ばれる異能者。
たったの一人で、戦争相手国全軍にも匹敵する戦闘能力を授かった者。
機械の文明による戦闘能力と、独自の異能を昇華させた者にだけ与えられる称号。
<<銀河連邦時空管理局 保安官>>
独自の異能に依り能力に違いは有れども、全ての保安官は女神級と揶揄される程の異能を誇っていました。
人類の英知を越えて人々に畏敬の念を齎す存在・・・魔法士の最上位。
保安官は各惑星国家に於いて、審判を司り法の裁きを与える権限を持っていました。
惑星間の揉め事にも依頼されれば出馬しますし、法の及ばない外惑星にも足を運びました。
保安官にはそれぞれが任命する補助官が複数いました。
いずれは保安官にも成れるだけの異能を誇る者や、これから経験を踏んで行かねばならない者。
はたまた、保安官が必要だと考える書記官など。
保安官事務所に所属する人員は、多い処では数十人にも及んでいたようです。
一つの惑星国家だけを担当する保安官も居れば、数か国を兼務する多忙な事務所もあったのです。
数か国を担当するだけの保安官は、それ相応の能力を誇ってもいたようです・・・が。
多忙のあまり手の廻らない事案も発生しかねません。
事案が危急を擁する場合、補助官の中から優秀な人材を各星に派遣させる代理権限を付与させるのを認められました。
主務たる保安官の補助・・・つまり保安官補。
準女神級と揶揄される補助官は、派遣事務所を構える事が出来ました。
この物語の主役アリシア・コウも、その中の一人であるレミュウス保安官補の助手を務めていますね。
ブルドッグ星に本部事務所を構えるミシェル保安官に、ルーボック星に派遣事務所を任されているらしいのです。
そこからも判る通り、本部のレミュウス保安官はかなりの人物だと思われます。
文中でアリシアが言っていましたよね、保安官は女神級の異能を誇っているのだって。
アリシアが機動少女になった折に見せた強大なる戦闘能力よりも格段に強い?
先に記したとおり、惑星間戦争が発生した場合に対処可能?
一体女神級という異能は、どれだけの戦闘能力があるというのでしょう?
今は、未だ不明な保安官や保安官補の姿や能力も、いずれはご紹介できるやもしれません。
そして地球に存在しているという保安官は誰で、どんな場所に居るのでしょう?
アリシアは教えられていなかった・・・聴きそびれていたと言いましたね。
その意味も訳も、いつかは分かる時が来るでしょう。
ここで一つだけ機動少女アリシアについてお教えしておきたいと思います。
紅い機動服を身に纏い、宇宙のタクシーで乗りつけて来たと言いました。
ルーボック星からはるばるやって来たタクシーに、料金不足で放り出されて堕ちて来た。
しかも帰りのチケットも渡されず、手配書を手渡しにやって来た・・・
オカシイとは思いませんか?
保安官にわざわざ手渡さねばならなかった?
通信手段が無かった?超光速通信が無かったから?
タクシーに前金で支払われたのに、なぜ料金不足になんて陥った?
いくら質の悪い運転手だったにしても、辻褄があいませんよね。
そもそもアリシアはユージに言いましたよね。
<チタマ>って・・・星の名を。
我々の地球をわざわざそう呼ぶのでしょうか?
アースやテラならいざ知らず、なぜ<チタマ>と言っていたのか。
嫌な気がぷんぷん匂って来ます。
始まりからずっと気になっていた方もおられるやもしれませんので、少しだけ明かしてみました。
機動女神・・・その呼び名は女神級の異能者に贈られる筈です。
アリシアはまだ保安官になんて成れる筈がありません。
駆け出しの新米なのですから。
確かに戦闘妖精は女神級だと言っていましたし、機動ポッドにも積載されているみたいです。
まだ不明なのは、ニャン子から機動少女に変身したアリシアの姿の変換について。
どうして機動少女に変身したら髪型や顔立ち迄変わるのか。
その件も後になって解って来るでしょうが、ここではある程度の前振りとして記しておきましょう。
機動ポッドに内蔵されているのは異星人達の英知の結集です。
魔法士である管理局員は所属先にも由りますが、保安官から直に授けられる事もあるようです。
クラス分けされた魔法士に合った機動ポッドを授けられるが普通ですが、何故だかアリシアには上位のポッドが与えられているようです。
新米にしてはおかしな話なのですが、ルーボック星の保安官補レミュウスの一存だったらしいのです。
そうです、保安官ではなく保安官補から授けられた?
いくら忙しい事務所だと云っても、越権には違いありませんよね?
どうしてニャン子属赤毛族アリシアに授けられたのか。
それに地球に居るという保安官とはどんな人物なのかを教えていないのも気になります。
アリシアが聴きそびれたにしても、自分よりも上位な保安官に失礼だとは思いませんか。
ワザと教えなかった?ワザとアリシアを放り込んだ?
そしてチタマへと向かわせた筈のアリシアが直面するであろう危機を知っていた?
なにせ手配書を手渡せと命じてあり、ドアクダーが現れることを知らない筈がないのですから。
味方の内でも、何やら怪しげな振る舞いが?
ニャン子なアリシア。
機動少女のアリシア・・・
一人の中に別人格が存在しています。
闘う方法を心得ている・・・機動少女。
対してニャン子は訳も分からない風をみせていますね。
何故なのでしょう?
なぜ普段とのギャップが激しいのか?
それに姿まで変わるなんて・・・反則です。
全くの別人と化すとでもいうのでしょうか?
これにも深い謎があるようなのですが・・・ヒントは?
機動少女のアリシアは知っていましたよね。
ユージと萌に秘められたモノの存在を。
初めからユージを<アルジ>と呼び、契約主であるとも言いました。
<ユオン>の設定が曖昧なのを正そうとしてユージに嗾けても来たのです。
それに乗せられたユージはニャン子アリシアに正式に契約させたのです。
アルジのユージはアリシアの主人になった・・・紅いニャンコは主を持った。
蔭乍ら主人に尽くす猫・・・どこかで聞いた気がしますね。
機動少女のアリシアは、ユージと萌を知っていたのでしょうか?
彼女が言いましたね、堕ちて来たのは偶然じゃないと。
機動ポットの誤動作なんかじゃないとも。
ニャン子なアリシアが知らない内に設定されていた?
それとも、機動少女アリシアが設定していた?
ユージ達には知らされていない真実が見え隠れしています。
口を滑らした機動少女が、主人公達に言いましたよね。
「アルジのユージに秘められた謎が解き明かされるかもしれない」・・・と。
これでも分かる通り、主人公達をわざわざ狙って落ちて来たのはまず間違いないでしょう。
だとしたらタクシーの運転手は・・・離れ業を為したのか?
それはどうかは分かりませんW
今重要なのは、アリシアという魔法士が秘めている真実。
ユージと萌の人生を変えた娘なのですからアリシアは。
主人公ユージの生い立ちや萌との繋がりも、物語に深く関係してくるみたいです。
ユージが何故選ばれたのか?
萌がどうして狙われ続けているのか?
深まるのは謎。
そして現れたドアクダー幹部<ナンバー11>との闘いがいつ始まるのか?
邂逅を果した少年達は、いよいよ闘いへと導かれていくのです・・・
機動少女が行く未来に待っている者とは?
次回から第2章が始まるのですが。
最初はユージ達に変化が訪れます。
ええ。
小火騒ぎを起こしたアパートには住めませんからね。
という訳で(?)
秘密基地が移動するのです?!
次回 共同生活 その1
3人はこれからどう生きていくのでしょう?その前に。学校行けよ・・・




