7.二日目の夜
教会を後にした僕たちは、ヴァリュクール家へと向かう。食客として扱ってもらえてるので、屋敷に戻ると飯食って風呂入って寝るだけだ!!喜
、、、、で、リサさんがにっこにこ顔でついてきているのだが、、、(;・∀・)
「ただいま戻りました。」
ユリさんが屋敷の扉を開けて、家の者にそのように伝える、、、なんか、映画の撮影みたいだな、、、(;´Д`)
「お、、、お邪魔します、、、汗」
気弱そうになってしまった!!Σ(・□・;)
「ただいま帰りました。」
サラさんは通常モード?(・・?
「本日よりお世話になります。」
リサさんにっこにこだよ、、、(;´Д`)
と思っていると、カエサルさんがやってきた、、、執務は?(;・∀・)
「リサ様、ようこそわが家へ。ご自身の邸宅と思い、ゆっくりお寛ぎください。部屋の方はメイドに案内させますので、、、私は用事がございますので挨拶だけ、また後程、お会いしましょう。ユリ、こちらへ。」
あ~、、、リサさんのお出迎えか~、、、って来るタイミング早すぎない!?Σ(・□・;)
「本日よりお世話になることは、今朝方に使いの者によりお伝えしておりました♡☆(ゝω・)vキャピ」
って、、、そうなのね、、、(;・∀・)
ユリさんはカエサルさんに連れられてどっかに行ってしまったし、、、どうしようかと考えていると、
「ユート様、お部屋へ戻りましょう。」
と、サラさんが言ってきたので、その言葉に素直に従うことにする。
サラさんはメイドを一人呼び、リサさんにお部屋へ案内するよう申し付けると、僕の手を取って部屋へと足早に向かっていく、、、やっぱり苦手なんだろうな~、、、(;・∀・)
仲良くなってくれるといいんだけど、、、汗
で、お部屋に着いて、ベッドで寝る!!
サラさんとは軽く挨拶をして僕は客室に戻ると、疲れてたのかすぐに睡魔がやってきた、、、
「コンコンコン、、、ユート様、お食事の用意ができました。」
ユリさんの呼びかけに目を覚ます、、、右にサラさん、左にリサさん、、、うん、まだ寝ているようだ、、、って、えええぇぇぇっ!?Σ(・□・;)
「さ、リサさん、なぜここに!!サラさん、自分の部屋は!?Σ(・□・;)」
「あ、はい、、、今日はお疲れのご様子だったので、お茶を用意してお持ちしたところ、ユート様が気持ち良さそうに寝ておられましたので、、、つい、、、//」
ついって、可愛いな、おい!(;・∀・)
「サラさんとユート様が気持ち良さそうに寝てたから、混じっちゃった♡(∀`*ゞ)テヘッ」
てへって、あざとい、、、(;´Д`)
「あ、あ~、、、そうですか、、、でも僕の心臓に悪いので、できれば遠慮していただ「「お嫌ですか!?」ければ、、、汗。大丈夫ですよ、、、汗」
二人から攻められると、断るに断れないよ~、、、(;´Д`)
「ユート様、リサ様、サラ様、、、では、ダイニングの方へ。」
ユリさんが少し膨れたような感じで、言ってきた、、、なんか怒ってらっしゃる?(;・∀・)
今日の食卓は子爵夫妻とアヤカシさん、サラさんとリサさんと僕の6人で、ユリさんはメイドの為給仕を行っている。
食事は、一応コースの様になっているが食べ終わってからの皿の交換などではなく、出来上がったものから運び込む感じで、子爵が待てないからこうなったそうだ、、、汗
で、食事が終わりに近づいたところで子爵が口を開く。
「リサ様、本日はお越しいただきありがとうございます。神託の聖女を迎え入れることができ、我がヴァリュクール家にも花が添えるというものです。」
「こちらこそ、急な要望に応えていただきまして、ありがとうございます。すべてはアクア様、ひいては全能たる主の御霊の思し召しでございます。
か、かったいな~、、、(;・∀・)
「で、本日のご用件はいかに?」
「はい、ユート様のお妾さんになるためです♡☆(ゝω・)vキャピ」
ピシッ、、、場が凍り付く爆弾が投下された、、、って何??お妾って何!?Σ(・□・;)
「せ、聖女たるあなたがお妾とは?汗」
カエサルさん、汗が噴き出しているよ、、、汗
「はい、お妾とは言いすぎましたけれど、神託によりユート様を助けよと神様よりいただきました。聖女として非戦闘系の魔法は身に付けておりますので、ユート様のこの地での生活にお役に立って参る所存です。」
堅かったり、あざとかったり、大変だ~、、、(;´Д`)
「なるほど、、、神託か、、、神による庇護下にあるのかな、ユート君は?」
「神託でそのようなお話はありませんでした。これ以上は、神の意志に抵触する恐れがありますので申し上げることはできませんが、アクア教の聖女としてご神託に従い、ユート様に付き従うのみでございます。」
「しかし、ハイエルフたる御身においては、人族など興味の対象とはならないものではないのかな?崇拝を伴う神託に従うのは信仰の為とは言え、妾などと冗談をあげるようなことにはならないと愚考するが?」
、、、ハイエルフ??
種族が違うのかな?
「妾と言うのは強ち冗談では無いかもしれませんよ?(・・?。私たちエルフと人族の寿命の違いはありますが、それが理由とはならないこともあるということです。何よりも、この方に捧げることが私が受けた神の言葉となりますから。)
頭の中で、種族、種族と考えてると、昨日のように頭がチカチカする。
意識をそっちに向けると、おぉ~、どうやらステータスが見えるようだ!(“´∀`)bグッ!
ステータスを確認すると、カエサルさんはやはり元傭兵らしくLv.35の人族、同様にLv.30のユリアさん、Lv. 10のアヤカシ、、、って今回黙々と食べてるな、、、(;・∀・)、そしてサラさんがLv.3っと、、、低い、、、汗
それに対し、リサさんはLv.40とかなり高い!って年齢34歳!?見た目年齢と実年齢が違いすぎる!!Σ(・□・;)」
「そうか、わかった。ひとまずユート君にはこちらで食客になってもらっているので、その間は、リサさんもご滞在いただいて構わぬ。その後については、おいおい検討致そう。」
あれ、何故か僕の事を取り合いになっているような気が、、、(;・∀・)
き、気のせいだよね?(;´Д`)
って、この間、話題は僕の事なのにほっとんどしゃべってないや、、、(;´Д`)
夕食後、アヤカシさんに呼び止められる、、、なんだか怖い、、、(;´Д`)
「ユート、あんたさ、サラの事はどう思っているの。」
「え、っとサラさんですか、、、?気立てが良くて良いお嬢さんだと思います、、、、けど?」
ま、本当の僕がおっさんだから、10代の子に手を出すなんてできないけれど、、、(;´Д`)
「そうじゃなくて女の子としてだよ!あの子あんなだから、モテなくて、、、、このままじゃ行かず後家になるかもなんだよね~、、、あんたもらったげてよ!ノシ」
いたいいたい!!肩を叩くなアヤカシめ!!(>_<)
「いや、そんなの僕の意志じゃなんとも返事できませんよ、、、サラさんがどう思うかだし、、、それに、こんな身元不明な人間じゃ貴族様とは無理でしょ!(;´・ω・)」
「そんなことないよ、うちはそもそも一代限りの名誉子爵だし、私は勇者様の所に嫁ぐ予定だし、息子がいないから継ぐものもいないしね~!笑」
「この世界では私みたいなのがモテるんだけど、サラのようにおとなしい子は、冒険でも使えない足手まといになるだけだし、、、結構、外にはモンスターも多いのよ、、、だからある程度戦えることが前提になっちゃうのよね~、、、、」
そうなのか、、、ある程度戦闘がこなせることがこの世界で生きていくために必要なのか、、、汗
それなら、サラさんのレベルをある程度上げてあげれば彼女もモテるようになるのかな?
それで幸せを掴んでくれるなら申し分ないな、、、。RPGみたいな要素があるから、もしかしたらパワーレベリングみたいなものができるかもしれないな、、、
「とりあえず、姉としてあなたには期待してるわ!ノシ裏切ったら、、、ゴゴゴッってなるから気を付けてね♡」
「は、はいぃ!!」
なんださっきの圧力は、、、(;・∀・)