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21.閑話休題④休憩?

「ただいま~、、、」


ユート様はお疲れのようですね、、、

とは言っても、疲れてる暇など無くなっていってしまうのでしょうけれど、、、(笑)


「おかえりなさいませ、ユート様」


「バトラさん、ジン君とシルヴィさんを休ませてあげて、、、」


「畏まりました、アリス、マリア、お二人を客間へ、、、ユート様達も一先ず御休息をお取りください」


アリスとマリア、ミカがシルヴィ様達をお連れし客間へ向かうのを見届ける、、、つい先日までは、私達も同じような状態だったのが、ひどく昔の事のように感じる。

私達も、本当に強くなったものだわ、、、

全て、ユート様のお陰だけれど、、、


「ありがとう、バトラさん!特にリサは辛かっただろうし、しっかり休んでね!」


「は~い!じゃ、ちょっと寝るわ~、、、」(;´Д`)


リサ様も少しお疲れのご様子、、、私も疲れはあるけれど、やるべきことをしっかりしないと、ユート様を支えるなんて夢のまた夢になってしまう、、、


「じゃ、みんなも少し寛いでいて!バトラさん、報告とか何かある?」(。´・ω・)?


「いえ、クランの方は特にございません。アポロ様は修練所にて、イズナ様は狩りにお出かけでございます。」


「そか、じゃ、僕も少し寝るよ!ご飯時に起こしてくれればいいから~」(´Д`)


「畏まりました。ごゆっくりお休みください」



ユート様が自室へ戻られた。

サラ様はキッチンへユリを伴って向かわれた。ララァは、、、部屋に戻ったようね。


「バトラ、報告を受けます。それと、イズナ様にも確認したいことがありますので、戻られたら応接室に来るようお伝えください。」


「畏まりました、それでは、イズナ様にはマリアから伝えておくようにしておきます。」


「では後程、、、」


バトラにそう告げて、私は応接室に向かうことにする、、、


~~~~~~


「それではバトラ、まずは各家の状況をお願いいたします。」


「は、サラ様のヴァリュクール家は、現在の所、特に目立った動きはありません。ご結婚の件に尽きましても、焦っている様子は見られませんので、しばらくは今のままかと、、、ララァ様のファリス家についても同様です。ただ、こちらはヨハネ様の引退の件もありますので、若干不透明感があるように見受けられます、、、問題は、、、」


「うち、、、か、、、」


「はい。陛下より結婚はいつするのかと再三再四、問い合わせの手紙が来ております。それと、たまには戻ってくるようにと、、、」


あの、バカ親は、、、汗

人を勝手にユート様のパーティーに入れて、そんなに焦らせても、上手く行くものも行かなくなってしまいます。


「はぁ、、、」

私は思わずため息をついてしまう、、、


「ミオ様、陛下も気を揉んでおられるのでしょう。たまには報告を兼ねて王都へ行かれては如何でしょうか?」


「そのうち帰ります!まだまだ結婚は先になるとお伝えしに!」


私の言葉に、バトラの表情が固まった、、、?

ちょ、ちょっと感情的になってしまったわね、、、汗


「ご、ゴホン!あ、明日にでもユート様のご都合が良ければ、連れて行ってもらいます。それで、クランの方はどうなってますか?」


「は、はい!現状、加入希望者が非常に増えております。これも、クランマスターがドラゴンスレイヤーであり、スタンビートのよりヴァリュクールを救った英雄だからでしょう。」


「そう、、、」


ユート様は、出世とか名誉にはどうも興味が無さそうで、クランについても、特にどうこうしようとはお考えになられていない、、、

アポロ老師とイズナ様については、メイとミトの保護者として入ってもらったような感じだったし、、、


「わかりました。今後、加入希望者については、アポロ老師とイズナ様に目利きをしていただきましょう。それと、近隣諸国の方はどう?」


「はい、ミオ様がユート様と行動を共にされるようになったことから、ユート様は大変注目を浴びる結果となっております。さらには、クランへの加入が制限されていることや、火の国へ旅に出ておられることなどもあり、情報が取れていないようでして、動きが活発になるのに、そう時間はかからないかと、、、」


「やっぱり、、、分かりました。一先ずユート様にはこのことは内密にしてください。それと、私たちの婚儀はまだ先であるとしてください。」


「畏まりました。」


コンコン


「どうぞ」


「ミオ様、何かよう?」


ひとしきりの報告を受けた所で、イズナ様が入ってこられた。

「はい、現状のクラン収入がイズナ様の狩りとアポロ老師が修練所での働きによって賄われていますので、まずはお礼をと、、、」


「いいってことさね!私達は宿借りみたいな感じだし、家賃と思ってくれたらい~よ!(笑)それより、うちのミトとメイはどんな感じだい?」


「はい、ミトもメイも本当に強くなっております。現状下では、よほどでもない限り、二人が負けるということは無いでしょう、、、ただ、頭を使ってというのは、やっぱり難しいようで、リサ様が手綱を握っています。」


「その辺は、経験値の差だよね~、、、まぁ、今後に期待かな?」


「それでも、二人は本当に仲が良く、連携もしっかりしていますので、ご安心ください!」(笑)


「そかそか!」(笑)


「それと、クランについてですが、、」


「ん?ど~したん?」


「はい、バトラの報告より、最近加入希望者が増えてきてしまって、このままと言うのも問題ですので、アポロ老師とイズナ様に目利きをしていただこうかと思うのですが。」


「ふ~ん、、、それってようは適当な試験をして落としまくれってこと?わかったよ!(笑)アポロの爺さんもその辺は上手くやってくれるだろ!私からそれなりに伝えておくよ!」(笑)


「ありがとうございます。」


「しっかし、あんたも大変だね~、、、肝心のクランマスターは、扉の向こうでオドオドしてたってのにさ!」


「エッ!?」


「大丈夫、大丈夫!覗くとかもできないよ、あれじゃ、、、汗、まぁ、あんたもがんばんなよ!」


サラ様とララァにはそれぞれの役割がある、でも、今のままじゃ、私には役割が無い、、、なら、せめて王族としてクランをまとめて、ユート様を政治的な側面から支えるのが、私にできる唯一のこと、、、


「はい、、、」

ひとしきり安堵した私は、今後の事についてバトラとイズナ様と話あった、、、近隣諸国がユート様を懐柔しようとしてくることは目に見えているのだから、、、

その為にも、クランの立ち位置、王侯貴族である私たちの立場、その他諸々を使って独立性を保たなければならない、、、何よりも、恐らくあの方は、、、何も分からずにほいほいついて行ってしまうだろうから、、、汗

優しいっていうのも、問題ですね、、、汗


ユート様がご自身とクランを守るためにも、今日からは、この世界の事についても知ってもらわないといけないわね、、、


私は、スパルタ教師となる決意をするのだった、、、


~~~~~~~~


サラ様は、本当に料理がお上手で、少し羨ましい、、、

やっぱり、第一妃はサラ様ですね、、、ララァも妻としても騎士としてもユート様にお仕えするようですし、私には、そういう意味でこれと言ったものが無い、、、


サラ様のお食事を美味しくいただき、お風呂に入っていると、同じことが頭をぐるぐる巡る。

別に仲が悪いわけでは無い、私は怖いのだ、、、

王族っていう立場が、ユート様にとってなんの価値も無いことは分かっているのだから、、、

私は、ユート様に必要とされたい。お役に立ちたい。支えていきたい。

その為には、王族と言う立場もコネも、何もかも存分に利用するつもりだ!


風呂をあがり、部屋からいくつかの書物を携えてユート様の部屋へ向かう、、、


コンコンッ!

「は~い?」(。´・ω・)?


「失礼します、ユート様」

殿方のお部屋って、少し緊張致します、、、(照)

服装は大丈夫かしら、はしたないって思われないかしら、、、


「ミオ?どったの??」


「はい、今のクランの状況についてなのですが、少しよろしいですか?」

最近やっと呼び捨てに慣れてくれました♡


「クランの?バトラさんに任せてるのでわ?」(。´・ω・)?


ユート様に、現状を理解していただかなくては、、、

「はい、運営についてはバトラがやっております。しかし、アポロ老師とイズナ女史が入りましたことで、状況が少し変わってきております。」


「へ?」(。´・ω・)?


「アポロ老師は修練所で、イズナ女史は狩りを行うことで、クランに収入が入ってくるようになっております。」


ユート様の顔が、百面相のようにコロコロ変わる。(笑)

こういうところは、少し可愛い♡


「それで、元々手練れでもあったお二人が加入されているクランという事で、注目を集めてきております。現在の所は、加入希望があったもクランマスターが居ないということでお断りしておりますが、、、ゆくゆくは、そう言う訳にもいかなくなるかと思います。」


少しぼかしながら現状の説明をすると、聡明なユート様は理解してきたようです。


「ですので、クランとして加入条件にアポロ老師とイズナ女史に試験官となっていただき、基本的には、加入を認めない方向でお願いしております。」


って、そんな驚いた顔しなくても!(笑)

「とりあえず、加入希望者については、今の所これで問題は無いかと思われます。しかし、今後はクランに対して色々と依頼が発生することも考えられますので、こちらについては、今の所大きい動きはありませんが、言っている間でしょう、、、」


ホントに嫌そうね、、、汗

ユート様の表情がそう言っている、、、


「しかも、私やララァ、サラがクランにおりますので、国や領主から依頼が来ますと断ると言う訳にも行きにくくなります。ですので、現在の所はアポロ老師とイズナ女史で対処できる依頼については、今後お願いし、私達が出なければならないような依頼が来るときには、検討する必要がでてきます。」


顔が“マヂ?”って聞いているのが分かる!(笑)


「はい、まぢです!」


私がそう答えると、本当に嫌そうな顔をする!(笑)

若干、楽しいかも♡


「で、ユート様には屋敷に戻った日には、できるだけこの世界の事についてお勉強していただこうと思います!」


ここで、ユート様に本題を突きつける!

ユート様は(“゜д゜)ポカーンとした顔になったかと思いきや、状況が飲み込めたのかアタフタし始めた!(笑)

ユート様が嫌そうな顔をしたので、私は満面の笑みを作ってこう告げる。」


「はい!私がみっちりしごいてあげますわ♡」☆(ゝω・)vキャピ


「きゃー!!」(;´Д`)


あら、やだ、楽しいわ♡

夜は、まだまだ長いですわよ♡☆(ゝω・)vキャピ




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