16.閑話休題③お風呂♡
「あ゛~、、、」
ユート様の声が、、、私の鼓動を速くしますわ、、、
ユート様に肌を見せる勇気が無く、沐浴用の服を着る私も、相当のヘタレ?ですわね、、、
二人っきりになる機会がありませんから、こんな事でもして強引に二人っきりになりませんと、、、でも、恥ずかしい、、、
「ん、んん、、、」
軽く咳払いして勇気を出して、ユート様の所へ向かいましょう。
足音をできるだけ殺して、、、
「ら、ララァさん!?」Σ(・□・;)
やっぱりびっくりしてる♡フフッ
「お背中流します、ユート様♡」
「え、、、えぇぇ!?」Σ(・□・;)
~~~~~
ユート様を強引に座らせ、お背中を流します♡
結構広いお背中で、抱き着きたくなる衝動を抑えるのがとても大変♡
「ら、ららぁ、、、どしたの今日は、、、?汗」
「いえ、、、ユート様のお背中をお流ししたいと常々思っておりましたので、、、今日が都合が良いかなと思いまして、、、お嫌でした、、、か」ウルウル
ユート様がお風呂に行かれるころには、皆さまお部屋に戻って行かれましたから、今、ユート様がお風呂に入っているのを知っているのは、私だけ、、、
「あ、いやそんなじゃなくて!!」
フフッ、ユート様はお優しいから、こちらが悲しそうにすればほとんどのことは受け入れてくれます。ほんと、お優しいから、、、
なので、ほんの少し悪戯をしても、許されますわよね、、、
「フフッ、冗談です。ユート様が私たちを避けたりしていないことは分かっています。それに、、、ヘタレな事も♡」
「エッ??」汗
「私とミオ様とサラ様のことは、心のなかで“さん”付けでしょ?分かってますよ!(笑)」
ユート様のお顔に冷や汗が出てますわね、、、気付かれていないとでも思っていたのかしら?
「それは私たちが王族貴族出身だからですよね?それと、私たちにお手付きをされないのは、、、単純に経験が無い!!」
私が指摘して差し上げると、ユート様のお顔が硬直して、、、本当にこういう素直に反応してくれるところが可愛らしいですわ♡
「そんなに落ち込まなくても大丈夫ですわ!(笑)サラ様もミオ様もお気づきですから♡」
さらに、ユート様が凹むのが分かります。でも、、、
「ははは、、、か、敵わないな~、、、汗」
ユート様は可愛くて、それでいて私たちをしっかり大切にしてくれて、そんなお優しいユート様がこれからは徐々に政などに参加していかなくてはならない、、、人の黒いところや謀の渦中へ、、、
ユート様の背中を擦っていた手が止まる、、、
「ら、ララァさん?」
「でも、、、そんなユート様を私たちはお慕いしているのですよ、、、」
私は思わず、ユート様の背中に抱き着いてしまった、、、
「あ、いや、、そんな、、、」
ユート様が狼狽えている様子が好き、、、
「ウフフッ♡、どうですか?(笑)」
そう、私は今当てているのだ、、、ふしだらと思われないかしら?
「えっと、、、どうと言われましても、、、汗」
「まぁ、今日の所はこの辺で簡便してあげましょう!(笑)さぁ、身体を洗いますよ!」
名残惜しいですけど、私はユート様から身体を離して、身体を洗い始める、、、
「さて、ユート様、、、」
「は、はい、、、汗」
「色々と、私たちのことで悩んでいただけるのは正直嬉しいのですよ?ですが、私たちに遠慮をするのは、そろそろお止めいただけませんか?」
私は、、、私達の思いをストレートにユート様に伝えるのです。サラ様もミオ様も同様に考えていることは、これまでの話から何となく分かりますもの。
「心の中でも、私たちのことを呼び捨てにしていただけるまでには、サラ様もミオ様も、それに私もユート様にお近づきになりたいのです!」
「う~ん、、、」(;´Д`)
私が若干怒り口調でユート様に申し上げると、ユート様が困り顔になる、、、優しさと性格から難しいかもしれませんが、いつまでも遠慮されるのは嫌なのです!
「そもそも、ユート様は何を私たちに遠慮なさっているのですか?」
「遠慮と言うか、なんと言うか、、、そもそも女の子との付き合いが無かったので、どうしたら良いのか分からないのですよ、、、」(;´Д`)
「わかりました、背中も流し終えましたし、お風呂入りましょっか!」
そうして、ユート様の手を取り、湯舟へ向かう、、、は、恥ずかしいかも、、、
~~~~~
「ふぅ、、、」
フフッ、ユート様が必至にリラックスしようとしていますが、全然寛げないのが手に取るように分かります。本当に慣れてないのですね♡
「えっと、、、突然どうしたんですか?汗」
「いえ、ユート様と少しお話したいと思いまして、、、それに、、、ユート様ヘタレですし、、、」
私がジト目でユート様を睨むと、、、あ、目を逸らした!(笑)
しかも、若干頬が赤らんでますわ♡
「はい、すいません、、、」
「いいのですよ!(笑)それよりも今後の事を考えないといけませんね!」
「今後の事?」(。´・ω・)?
そう、、、今後の事、、、これからユート様には貴族としての勤めが待っているのです。
「はい、サラ様、ミオ様、私を娶るという事は、王侯貴族との血を交えるに他ならないですし、ユート様は、叙爵されています。今は領地がありませんが、そうもいかなくなる日が来るでしょう。それからの事です。」
「エッ!?そ~なるの!!汗」
「まぁ、すぐにと言う訳ではないでしょうけれど、、、いつの日かって感じでしょうか、、、」
「そうなれば、私達に遠慮などしていては、身がもたなくなりますわよ?もう少ししゃんとしていただかないと!(笑)」
「う、、、うん、そうだね、、、そうなるね、、、」(;´Д`)
「まぁ、その時には私たちがしっかりとユート様を支えますので、安心してほしいですわ!」
「うん、ありがとう、、、でも、なんでそこまで?」
「前にも言いましたけれど、(思いのたけが溢れます♡)なのです!私は、ユート様から離れる気はありません!(笑)それに、、、、ユート様は、、、いつか私に居場所を作ってくれそうなので、、、」
そう、私の居場所を♡
第二子である私には、家を継ぐこともなくどこかの貴族に嫁入りすると騎士を辞めなくてはならない、、、そんなのは嫌!私は騎士として成長したいのだ!!
それに、、、
「ユート様にはサラ様がおりますので、もし御子が出来ても心配ないですわ!」
「えっと、それは育児放棄?」(;・∀・)
何故そうなるのですか!!(怒)
「そうじゃなくて、騎士として活動する上で、家を空けることになっても安心できるという意味です!!」
「って、子供とか、、、まだ考えれないよ、、、」(;´Д`)
「そうですね、、、まだまだ私達に手を出してくれなさそうですし、、、」
そろそろ、私がのぼせそうですわ、、、色んな意味で、、、
私は、ユート様の頬に手を伸ばし、その唇を頂いた♡
「今はこれで満足致しますわ♡のぼせないうちに上がって下さいね!」
今はまだ、、、ね♡




