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3:王宮

「――――貴方には王宮へ行ってもらいます」


「ハ?」


「ギルドマスター。どういうことですか?」

アレックスが俺の聞きたいことを聞いてくれる。

「アレックス君かね?久しぶりだね。アレックス君。君はユウキ君の知り合いかね?」


「まぁ、そうです」


「では君も一緒に王宮へ来てもらう」

質問の答えになってないよ?ギルドマスター。

「いいから、来たまえ」

俺とアレックスはギルド専用らしい馬車に乗せられた。馬車にはギルドマスターも乗っている。

「これから、陛下に謁見するから、無礼の無いように」

そう言うと、ギルドマスターは黙ってしまった。

『覗きの魔眼』今だ。発動!


名前:ゲイリック・アーラント

レベル:91

HP:125000/125000

MP:95000/95000

スキル:『剣術Lv22』『火魔法Lv17』『火耐性Lv19』『打撃耐性Lv18』『精霊術Lv15』『精霊契約Lv19』

固有スキル:『火の魔術師Lv12』

火の魔術者?どれどれ?


『火の魔術師』

説明:火の魔法に攻撃力+修正。レベルが上がるにつれ、修正が高くなっていく。

開放済み:Lv1『攻撃力+2%』Lv2『攻撃力+4%』Lv3『攻撃力+6%』Lv4『攻撃力+8%』Lv5『攻撃力+10%』Lv6『攻撃力+12%』Lv7『攻撃力+14%』Lv8『攻撃力+16%』Lv9『攻撃力+18%』Lv10『攻撃力+20』Lv11『攻撃力+24%』Lv12『攻撃力+28』

すごいな。こんな固有スキルがあるんだな。スキル全部コピーしよ。

ついでに俺のスキルも確認。


名前:ユウキ・カザマ

レベル:6

HP:7500/7500

MP:34000/34000

スキル:『料理Lv2』『治癒魔法Lv1』『剣術Lv23』『身体強化Lv3』『火耐性Lv19』『火魔法Lv17』『水耐性Lv2』『水魔法Lv2』『光耐性Lv2』『光魔法Lv2』『毒耐性Lv3』『毒耐性Lv2』『打撃耐性Lv18』『精霊術Lv15』『精霊契約Lv19』『火の魔術師Lv12』

固有スキル:『覗きの魔眼Lv2』『異世界の物Lv1』『Rスキルコピー』

剣術がレベル23になった。レベル3と22足したから23になったのか。

精霊術と精霊契約は何なのだろう。後で調べてみよう。

と、馬車の揺れが止まった。王宮についたのだろう。

「ついて来て」

そう言うと、ギルドマスターは馬車を降り歩き始めた。俺とアレックスも後を追う。

でかい門の前にいる騎士にギルドマスターがなにやら言っている。

やがて、騎士は門を開けた。

ギルドマスターの後について門をくぐる。そこはお城だった。でかいなー。

城の中へと入り、階段を上がっていく。ギルドマスターは、たどり着いた扉の前で深呼吸すると、扉を開けた。

「失礼いたします。陛下」

赤い絨毯がひかれた大きな部屋だった。奥の真中にでかいイスが置いてあり、そこに王であろう男が座っている。その両脇には、部屋の中心を見るようなかたちでイスが並べられ、10人ぐらいの人が座っている。

ギルドマスターが王の前まで行き、膝をついたので俺達も真似をする。

「陛下。この少年が報告した冒険者にございます」

頭を下げたまま俺を指して陛下に言う。

「なんと。まだ子どもではないか」

ム・・・・・・16歳なんだから子供じゃねぇよ。そういいたかったけど、相手が王だから我慢我慢。

「ですが、この少年は報告した通り、固有スキルが3つもあり、そしてその全てがユニークスキルでございます」


「それは本当か?少年よ」


「は、はい。本当です」

び、びっくりしたぁ。いきなり王様に話しかけられるなんて。怖いわ。

「そうか。そうだ、少年。名前を教えてくれぬか」


「ユウキ。カザミ・ユウキです」


「ユウキか・・・・・・いい名前ではないか」

王に誉められちゃった。ちょっとだけいい気分。失礼かもしれないけど、やっぱり気になるな。

『覗きの魔眼』発動。


名前:ポリグラム・アーシブル・キング

レベル:112

HP:152000/152000

MP:2000/2000

スキル:『剣術Lv31』『体術Lv20』『全属性耐性Lv5』

固有スキル:『王なる目』

何この強さ。ギルドマスターよりレベル高いし。全属性耐性とか何?まじやばいだろ。でもMP少ないな。

固有スキルの王なる目は、俺と同じ効果なのかな?でもレベルないよなぁ


『王なる目』

説明:術者が王なら自分の国を見渡せる。

説明少ないな。自分の国であればどこでも見渡せるスキルか。俺は王じゃないからこれをもっていても意味無いな。これ以外コピーしよ。


名前:ユウキ・カザマ

レベル:6

HP:7500/7500

MP:34000/34000

スキル:『料理Lv2』『治癒魔法Lv1』『剣術Lv45』『身体強化Lv3』『火魔法Lv17』『水魔法Lv2』『光魔法Lv2』『毒魔法Lv2』『打撃耐性Lv18』『精霊術Lv15』『精霊契約Lv19』『火の魔術師Lv12』『全属性耐性Lv7』

固有スキル:『覗きの魔眼Lv2』『異世界の物Lv1』『Rスキルコピー』

属性耐性が無くなったな。あ、そうか。全属性耐性に吸収されたのか。剣術レベル45まで上がっちゃったよ。嬉しいね。でもなんか、実感がわかない。使ってみないと分からないな。

「さて、ユウキ。なぜ君を呼び出したか分かるかね?」


「いえ。分かりません」


「ふむ、そうか。ゲイリック君どういうことかね」


「まだ、ユウキ君には何も言っておりません」


「ふむ。まぁよい」


「して、ユウキ。君はどこから来たのかね?」


「言っても信じないでしょうが、異世界から来ました」


「なんと。やはりか・・・・・・」


「ありえませんぞ陛下。我々は召喚などしておりません」

右側の席に座っていた筋肉マッチョのおじさんが否定する。

「ふむ。それもそうか。王宮魔術師。何かわかるかね?」

王宮魔術師。それなんだろう。と、王の左側の席に座っていたいかにも魔法使いというような杖を持った男が話し出した。

「私もわかりません。もし本当に異世界のものなら勇者としてあつかうべきですぞ」


「そうか。なら詳しいことが分かるまでこの件は保留にする」

あ、やばい。帰れるのかどうか聞かなきゃ。

「あ、あの。俺は元の世界に帰れるのでしょうか?」


「わしは分からんが、後で王宮魔術師と話しをすれば分かるだろう」


「分かりました。では、ユウキ殿ついて来てください」

王宮魔術師はそう言うと、部屋から出て行った。

階段を2階あがり、薄暗い部屋についた。

「し、失礼します」

王宮魔術師は魔法で暖炉に火をつけていた。

「ユウキ殿。私に聞きたいことがあるのでしよう」


「はい。俺は元の世界に帰れるのでしょうか?」

王宮魔術師は少し残念そうな顔をした。

「今は、無い」


「今は、ということはどういうことでしょう?」


「古代魔法では召喚魔法と共に送還魔法もあったとされているが、今はその魔法は失われている」


「では、俺は帰れない。そういうことでしょうか?」


「いや。帰れる可能性は少ないが、ある」


「あるのですか?」


「ダンジョン。それが何かわかるかね」


「えと、あんまり分かりません」


「そうか。未到達のダンジョンには極稀に古代魔法の書があることがある。」


「ということは、それを手に入れれば帰れるということですか?」


「まぁ、可能性はある。だが、送還魔法の書があるとは限らない」


「少しでも可能性があるのであれば、俺は探します」


「そうか。いい答えだな。して、君のレベルは何かね?」


「俺のレベルは6です」

そういえば、王宮魔術師は何レベルなんだろう。


名前:サイモン・キーズ


レベル:150

HP:115000/115000

MP:290000/290000

スキル:『全属性魔法Lv25』『無属性魔法Lv19』『全属性耐性Lv12』『空間魔法Lv15』

固有スキル:『百発百中』

MPの量多すぎだな。固有スキルの百発百中はそのまんまの意味だろう。空間魔法か。転移とかできるのかな?

もちろん全部コピーした。

「レベル6か。そんなレベルではダンジョンには入れんぞ。せめて50以上になってからだな」


「そのつもりです」


「ふむ。今日の所はもう帰るがいい。どうせまた王宮に呼ばれるだろうからな。それと、扉の向こうで君の連れが待っているからな」

連れというと、アレックスか。

「はい。ではまた今度。ありがとうございました」

俺は、一礼してから部屋を出る。

「アレックスさん。待たせてすいません」


「いや、いいって。それよりお前。異世界人だったんだな。あ、そうだこれ。ギルドカード無くさないようにってギルドマスターが言っていたな。金はいらないそうだ」

そういって、俺にカードを差し出してくる。


名前:ユウキ・カザマ

レベル:6

スキル:『料理Lv2』『剣術Lv45』『身体強化Lv3』『打撃耐性Lv18』『精霊術Lv15』『精霊契約Lv19』『火の魔術師Lv12』『全属性耐性Lv15』『全属性魔法Lv29』『無属性魔法Lv19』『空間魔法Lv15』『百発百中』

固有スキル:『覗きの魔眼Lv2』『異世界の物Lv1』『Rスキルコピー』

ギルドランク:E


と、こんな内容が書いてあった。HPとMPが書いてないだけで他はステータスと同じだった。

「お前。これからどうするつもりだ?」


「俺は、ギルドで依頼を受けて、レベルを上げようかと思っています」


「そうか。なら俺も一緒にに付き合ってやるよ」


「え、でも、馬車とかはいいんですか?」


「いいんだよ。ずっとお前といるわけじゃないし」


「そうですか。ありがとうございます」

明日からギルドの依頼を受けることにした俺達は、宿を借りて、休むことにした。宿代はアレックスさんが払ってくれた。お金返せるかな・・・・・・トホホ



第3話どうでしたでしょうか?

感想や、評価を入れてくれたら嬉しいです。登場人物の希望や登場人物の名前、こんなスキルがあったらいいな、とかも、お待ちしております。希望等の物は、作者に直接メールで送っていただければ嬉しいです。

変な文章や表現があれば、遠慮なくご指摘ください。

登場人物とスキル(古代スキルも)の名前、緊急募集中です。決まらない・・・・・・どうしよう。


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