弁解
このままだと本当に襲っちゃいそうなので急いで部屋にもど…
「あ、見つけたわ……って」
…る途中で黒と白の布らしきものを持ったサティアとエンカウント
「リセちゃんに何してるの!?
リセちゃんがあなたの事を好きだからって裸にしていいわけじゃ…」
サティアは裸で俺の上着を羽織っただけのリセに気付き、あわてて駆け寄ってくる
よく見るとサティアの持っていた布はメイド服……サイズやデザイン的にリセの物……のようだ
ってことはそれを見つけたサティアはリセを探してたのか…
「別にぼくが脱がせたわけじゃありませんよ」
とりあえず性犯罪者の汚名は嫌なので弁解
サティアは王女の嗜みで早いうちから性教育をされているので、女の子が裸にされることの意味を理解しているので誤解を解いておかないとまずい
ちなみに性教育を施したのは俺……なんで王妃様方んなもんを俺に任せるかね…
渡された教科書は日本だとやらないようなレベルで事細かい解説があって、下手なエロ本よりもエロかったからかなり困ったぞ
更にちなみに昔誘拐されたときにヤられかけたことの意味を知ったサティアの男嫌いは更にひどくなった
それまでは話したり近付いたりしなければ大丈夫だったのに、知ったあとは視界に入っただけでもアウトな感じ
もう涙目になってガタガタ震えだして大変だったな
「そうなの?
ということは、リセちゃんまた羽猫の姿になったのね」
……サティアはリセが獣化できる事を知ってたのかよ…
「でも、なんでリセちゃんはぐったりして…「ごしゅじんしゃま~」……本当に何したの?」
リセちゃんちょっと空気読んで……サティアの声が今まで聞いたことないくらいに冷たくなったよ!
って、こら
頬をすり寄せんな!
「ねぇ…」
おおう、心なしか気温低くなってるような気もしてきたぞ
「べ、別におかしな事は何もしてませんよ
ちょっと翼を弄ったくらいです」
「翼を……ってあれ?
ヒト型に戻ってるのに、どうしてまだ翼が生えてるの?」
…ふぅ、なんとか冷たい空気は治まったな……あれ?窓が結露してる?……もしかして気温が低くなってるような気がしたんじゃなくて、本当に低くなってたのか?
「おや、サティアさまも理由は知りませんか?」
「ええ………でも、かわいいわ
ねぇ、わたしも触ってみていいかしら?」
おっと、今度は妖しげな空気になりましたよ




