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デレた?

 

……知らない天丼……じゃないな

普通に自分の部屋だ…クソッ、テンプレやれなかった……つーか天丼じゃねぇ、天井だろ


え~と、確か…リセに萌え殺されかけて倒れたんだったな…

……そういや萌え死にしかけてたからスルーしたけど、リセが俺のことご主人さまって呼んでたな

それに下着を見られて恥ずかしがってたし……どういう心境の変化だ?


とりあえず起きて聞いてみるか


ベッドから起き上がり周りを見ると、隣には賢者とサティアがまだ寝ていて、ベッドのすぐ横にリセが座っていた


「ご主人さま!

…まだ身体の…調子が……戻っていない…ので…寝ていて……くだ…さい…」


「リセか…お前がぼくをここまで運んだのか?」


「…はい、急に…お倒れに……なったので…心配しました」


「そうか、世話をかけた」


「にゃぁ…///」


そう言いながらリセの頭を撫でる

ぶっちゃけ倒れた原因はリセちゃんなんだけどねぇ


「ところでリセ、何で『ご主人さま』って呼んで…って、逃げるなっ」


質問している途中でリセはまた顔を赤くしながら逃げ出す

この娘はいつから銀色ゲル状生物になったんだ?

どこぞのダンジョンの最奥でパンツマンやっつけて悟りの書でも手に入れたのか?


 

「ねぇ…」


再びリセを追いかけようとしていると、いつの間にか起きていたサティアから声をかけられる

…今日は珍しく押し倒されたりキスされたりしなかったな……ああ、賢者の抱き枕になってるからか


ところで何で赤くなりながらも不機嫌そうな感じなの?


「サティア様、おはようございます」


「おはよう

リセちゃんに何したの?」


サティアは賢者の腕から抜け出しながら質問してくる


「特に何かした覚えはありませんが……何故か逃げられるんですよね…今ので今日3回目ですよ」


「ふ~ん、本当に心当たりはないの?」


「ええ、まったく」


疑ってはない感じだが、更に不機嫌になるサティア


「……はぁ、なのね、るーくん

気付いてないと思うけど、昨日わたし達が帰って来たときリセちゃん起きてたのよ」


What?


「それとあなたが賢者さまに必死になって頼み込んで来ていただいたことも知っているの」


はい?

何でリセが……サティアもそれ知ってんの?

賢者が話したか?


「あなたはリセちゃんにとって『自分のために一生懸命人に頭を下げて、ぼろぼろになりながらも命を助けてくれた人』なの

ねぇ、どういうことかわかった?」


………つまり、リセちゃんデレた?

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