抱き枕
……あの様子だともう元気になったようだ
「元気になったのは良いがどうしたんだ?」
「ふむ、まぁ心中複雑なんじゃろ…
さて、妾はもう寝るのじゃ」
「複雑ですか……って寝るなら降りてくださいよ」
「まぁそう言うでない……妾は抱き枕が無くば寝られないのじゃ
と言うわけで大人しく抱き枕になるがよい」
なるがよい、じゃねーよ
「それならサティア様でも抱いて寝てください」
「いやじゃ、姫個人が悪いわけではないが、エルフはいまいち抱き心地がよくないのじゃ
種族的に胸が薄いからのぅ」
「それ大人の話でしょう……それにサティア様はハーフですし、ラミエル様の娘ですから将来胸が豊かになりますよ」
エルフは貧乳が、ハーフエルフは何故か巨乳が多い……ゼ○魔の世界か、ここは?
純エルフで巨乳なラミエル様は数少ない例外だ
「むぅ…仕方ない、姫で妥協しておくか
ほれ、さっさと退くのじゃ」
「…ならまずあなたが退いて下さいよ」
説得は成功したようだ……サティアを生け贄に捧げたような気もするけど、気のせいだ
つーか、妥協してサティアってのも大概な言い様だな
賢者を退かし、サティアの腕から抜け出してベッドから降りる
「では早速……む!?
これは…成る程、幼子ゆえ包み込むような柔らかさはないものの
幼子特有のぷにぷにとした弾力にエルフ故のスベスベとした肌のツヤ
これもなかなか悪くない……否、むしろ極上じゃ!」
すると、すぐにサティアに抱き着き……品評を始める……あんたは何処のソムリエだ?
いや、確かにサティアの抱き心地はいいけどさ……つーか、もしかしてあんた百合の人?
「それじゃあ、ごゆっくりどうぞ…」
なんか幸せそうだから放置……サティアにも百合疑惑があるし
幸せそうにサティアに頬擦りしている賢者を尻目に着替えて部屋を出る
……部屋を出る頃には賢者は寝てたのでガチ百合ではないか?
……さて、とりあえず逃げたリセでも捜……っと、その前に昨日のクソメイド3匹を処分しないと
昨日はリセを優先したから放置したし……サーシャあたりが何かしてるかもしれないけど…




