一ヵ月後
……はぁ、今日も仕事疲れたぁ…
いろいろと予定を調節したしわ寄せがここ数日固まってたからなぁ…
まぁ、おかげで明日の魔力検査には行けるけど
明日はサティアの魔力検査がある日で、本来検査を受けるはずだった先月に受けてないリセも魔力も測ることになっている
ちなみに明日はサティアの誕生日でもある
ついこの間知ったことだけど、魔力検査ってその月に検査を受ける子供の中で一番地位の高い子供の誕生日にする慣習があるらしい
サティアの誕生プレゼントの費用を稼ぐために仕事増やしたから更に忙しくなったんだよなぁ…
さて、しっかり温まったところで身体を洗うかね
湯船から立ち上がり、洗い場へ向かう
「リセ、背中を頼む」
「……ん、わかり……ました…」
え、今何してるか?
リセちゃんと一緒にバスタイムですが、何か?
ここ1ヶ月ほぼ毎日一緒に入ってますが、文句ある?
リセは俺の奴隷で、専属のメイドだからだいたいいつも一緒に居ることになっている
……と言っても今は仕事を覚えるために俺から離れてる時間が多いけど
専属の使用人はいつでも主に応える為に常に傍に控えることになっていて、部屋も近くに配置されることになっている……その所為でリセちゃんに和室取られたけどな
風呂での世話も専属の仕事の一つなので一緒に入っている………何か問題でも?
まぁ、俺にとっては一つ問題があるんだが……背中をリセに曝しているから風呂に入るときは幻影を貼り付けてないと傷のことがリセにバレる
リセにバレるとリセ経由でサティアにもバレるのが問題だ
……この1ヶ月ちょくちょくサティアが遊びに来てるんだよな
リセの仕事の合間に遊んだり、リセと一緒に仕事したり覚えたりで他の使用人にめっちゃ困惑してたな…
最近だと慣れてきたみたいだが
その慣れた弊害か、一部の使用人がサティア用のメイド服を作ってサティアに着せてたところに遭遇したからビックリだったね……もちろん写真は撮ったぞ
普通なら王女に使用人の服を着せるのはかなりアウトな行為だが、この写真をちらつかせて王様を黙らせ問題を回避……ちなみにちらつかせただけで渡してはない
まぁ、サティアは立場が低いからもともと大した問題にはならなかったんだけどな……最悪うちの権力で捩じ伏せれるし
最近はリセも仕事に慣れてきたみたいで失敗も少ない
今やってる背中流しもだいぶ上手くなっている……最初はかなり弱かったからな
…なんか腫れ物でも触ってんのか、ってくらいに
リセが背中を洗っている間に俺は他の部分を洗う……さすがに男のシンボルウェポンまでは洗わせないさ……また鷲掴みにされるのも嫌だし
「……ねぇ」
「なんだ?」
シンボルウェポンを洗い終えたところで珍しくリセが声をかけてきて
「……これ何?」
質問してくる
俺の傷痕に指を這わせながら




