反省はしている、でも後悔はしてない
王様が仕留められたっぽいので、結界を解除し仕留めた人を中に招く
「…ふぅ、ごめんなさいね
コレを止めきれなくて
あなたからの報せが来たときに一緒にいたのよ」
その人は消し炭を片手に部屋に入って来る……消し炭の正体が何なのかは気にしない方向で
「いえいえお気になさらず……ようこそいらっしゃいました、ラミエルさま」
「お母さん!?」
サティアの暴走を止める為に呼び出しておいたラミエルさまだ……暴走に便乗して俺もリセを弄っていたことは忘れましょう
「マルスくんサティアを助けてくれてありがとう
サティア、あなたは相当危なかったようね……森稽古はまだ早かったかしら
ちょっと、特訓が必要かしら?」
「え、お母さん…そ、それは…」ガタガタ
おっと、サティアちゃんいきなりピンチ……ラミエルさまの特訓って半端なく厳しいんだよね…
「……ってフィリアじゃない、お久しぶりね
こんなところでどうしたの?」
「うむご無沙汰じゃな、ラミィよ」
サティアとの話はそこそこに賢者に話し掛けるラミエルさま……ちなみにフィリアってのは賢者タイムの本名の愛称──賢者タイムは継名で本名じゃない
二人の関係は飲み友達らしく、かなり仲がいい……お互い長寿種族だからいろいろと共感があるみたいだ
「なに、こやつに助力を求められてな」
「あらマルスくんが助力を求めるなんて珍しいわね
大抵のことは自力か、イスカンダル家でなんとかできるのに」
「ある病の治療じゃよ
そこでぐったりしておる猫娘のな」
「ぐったり、って治療できてないじゃない」
「いや、治療はもう済んでおる
ぐったりしておるのはこやつとお主の娘の所為じゃよ
ついさっきまで弄り回しておったわ」
気まずいので俺とサティアは二人から目を逸らす
二人ともヤりすぎたって自覚はあるからな……反省はしても後悔はしてないけど




