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勇者パーティはいい加減  作者: 厨二病ソーセージ
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勇者パーティーはいい加減。

前書き

勇者…誰もが憧れ敬う存在、村々を周り人々を助け、魔王を倒し世界を救う役目…

「アホらしッ!!面倒くさすぎだろ?!なんで自分の身を犠牲にしてまで魔王を倒さなきゃいけないんだよ!」


こんな事を言っているコイツが"勇者ゴルバ"である。


「そんなこと言わないの!物理的に魔王倒せるの勇者か魔王自身なんだから!」


コイツを支えているように見えるのが"僧侶シーラ"である。


シーラ(なんで魔王倒しに行かなきゃなんないのよ…こんな役職のせいで…)


実は内心勇者と同様に面倒くさがっている。


「そうですよ!一刻も早く魔王のところへ行き討伐しましょう!」


このやる気に満ち溢れているように見えるのが"魔法使いマリ"である。


マリ(はぁ…なんでこんなことになったかなぁ…引き篭もって魔術書を読んでただけなのに…)


実はただの空元気、趣味で読んでいた魔術書を詠唱したら才能が開花しちゃったタイプ、正直なところ魔王討伐の任を投げ出して家に帰りたいと思っている。


「そんなこと言ってないで早く行くぞ、ゴルバ」


一番まともそうに見えるこいつが"盾のマルク"


マルク(マジで帰りてぇ…なんで俺が…)


実はコミュ障、図体はでかいが意外とお豆腐メンタル。


こんなやる気の無い人間が揃ったパーティー…私は心配です。解説及びナレーションを私"神"がお送りしたいと思います。



勇者一行は一向に動こうとしない。

(あ!駄洒落じゃないですよ!)

動いてくれないと話が進まないんだが…

今のうちにこの世界ついて説明しましょう。

ここでは、個々人に"役職"というものが与えられます。役職が発現する前は"適正"で身分分けがされており、村人はずっと"村人"で、王族はずっと"王族"の適正が付けられます。役職は、適正とは別になることもあり、20歳までに発現しなければ今までの"適正が"役職"になります。

役職は身分問わずに発現するので言ってしまえば運ですね。

適正"村人"から役職"王族"になった話も…


おっと、ゴブリンが現れたのでナレーションに戻ります。


ゴルバ「なんか出てきたぞ」


マリ「邪魔」


マリは蟻を潰すかのように無詠唱でゴブリンの群れを消し去った。

恐ろしい…まぁ魔王を倒すなら当たり前ですね。


いや、ゴブリン倒すだけじゃなてそろそろ動けよ…


お、動き出した。


勇者一行はやっとはじまりの村の森(仮)から移動し始めた。


なぜ森から話がスタートしたかと言うとですね…そういう世界なんです。(迫真)


ゴルバ「で?どこ目指せばいいのさ?」


シーラ「聖書通りなら次の街…確か…あ!ダラニクに行くらしい!」


マリ「本当にそれあってんの?」


シーラ「失礼ね!多分あってるわよ!間違ってたら神様に文句言いなさい!」


マリ「多分って…」


シーラよ…本当に君は僧侶かい?神を信じてなんぼの世界だよね?よく僧侶になれたね…まぁ、決めたのは世界だけどさ…


そんな会話をしながら魔物を次々と倒していく。なんだか魔物が可哀想に見えてきた。


ゴルバ「そういえば100年前に魔王になったのってこの国の元王子だよな?」


マルク「…確かそうだったと思う」


ゴルバ「あの時の魔王って確か自害したよな…」


シーラ「えぇ、民のことを思って行動してた自分が民を傷つける存在になってしまったのだもの…耐えられなかったのでしょう…」


なんか話が重い…


ゴルバ「この世界って理不尽だよな…魔王討伐なんて面倒くせぇし…」


ゴルバの口調から少し悲しみを感じる。


ゴルバ「役職が王族のままだったら…」


シーラ「適正はあくまでも適正だからね…神様も酷いことをするわよね…」


シリアス要素を入れるのはやめてほしい、方向性が分からなくなる。

あと役職を決めてるのは私じゃなくて"世界"だからね!!もう少し私に力があれば多少は…まぁ…いじれるんだが…


マリ「今の魔王は心の底から残虐な行為を楽しんでるらしいしなんの躊躇いなく殺れるね!」


シーラ「あんた無邪気そうに見えてサラッとその発言が出ることに恐怖を感じたわ…」


そろそろ疲れたので今回はここまで。以上"神"からの勇者パーティー報告でした。

後書き

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