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詩集

普通

作者: 末摘

過去の自分は

こんなに悩んでいなかっただろう


君を掴むのに必死で

笑顔で走り続けた


真っ赤に燃える炎の月に

君を重ねる


1人でも寂しくなかった

君がいたから


はじけるように

ただ前進し

自分を支え立っていた


はずなのに


その道はいつの間にか途中で

消えてなくなっていた


手を伸ばしても届かない


そして


手を伸ばすことすら

なくなった______


そんな悪夢から

目を覚ましたとき


目の前で嘲笑われて


どうせまた魘されて落ちるんだ


“普通”のどん底へ

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