表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
少年は悪魔となる   作者: ルシア
第一章・誕生
8/69

07エンドvsファースト

「最初はやっぱり俺らかよ…」

「しかた無いだろ俺らは0番と1番なんだからよ」


ぼやくファーストをおさめながら俺達は武器を取った。


「剣ねえ…」

「なんか文句でもあんのか?」

「いいや」


俺達は舞台の中央に立ちレイの合図と共に一斉に走り始めた。

俺が大鎌を回すようにして振るうとファーストが剣をねじり頭に突きを放ってくる。


「【威圧】」


ファーストがそう呟き俺の体の動きが止まる。

だがすぐに体が動き始める。

大鎌の遠心力に身を任せるとファーストの剣が目の前を通り抜ける。

そしてそのまま大鎌の柄を叩きつける。

だがファーストの剣が大鎌を防ぎ飛んでいく。

ファーストは音も無く着地し、いつの間にか狐のような尻尾と耳を生やしていた。


「流石は獣人だな」

「【獣王化】は強いぜ?」


んな風に少しの掛け合いをしてファーストの姿が消える。

大鎌の刃を顔の前に持ち防御する。ファーストが下から現れ首に剣を突く。

大鎌が上に突き飛ばされファーストの爪が変形し鉤爪のような形状になり

その爪を刺そうとしてくる。

ファーストの足を蹴り飛ばし倒れたファーストの首に大鎌を突きつける。

「そこまで!」


レイが終了の合図を出して俺とファーストの模擬戦が終わった。


「さすがに勝てなかったか…」

「まあしかた無いですよファーストさん」


落ち込むファーストをルウが慰める。


「ファーストさんファーストさん」

「どうしたんだ?ルウさん」

「その尻尾触っていいですか?モフモフしてそう」

「あーそれ俺も気になる」

「はあ?あ、おいやめろー!!!」


こうしてファーストはルウの生贄となった。


「次はセカンドとサードか…」


どちらが勝つかな?

ファーストの能力は弱くないよ!獣王化が強いだけなんだ…

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ