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少年は悪魔となる   作者: ルシア
第三章・契約
26/69

24アンセスター公爵家の子供

sideルーデ・フィール・スカイレット

「公爵様の子供ってどんな子かしら?」

「私らは見た事ありませんからね…」


そんな風にお話しをしていると扉が開かれ一人の男と二人の少年少女が現れた。


「レイ公爵様だ!」

「ならあの二人が…」


そうしてレイ様は舞台に上がり二人はそれに追従している。


「ごきげんよう皆様!」

「今日は僕の子供のお披露目会に集まってくれてありがとう!」

「さぁ、自分の事を話すんだ」


そう言われて白髪の少年が前に出て目を開いた。

真っ赤に染まった瞳に鋭い眼光、その目で辺りを見渡し彼は目を細めた。


「私の名はエンド」

「エンド・ディア・アンセスターだ」

「今日、私は初めてここに来た」

「よろしく頼もうか」


そう言って彼は後ろに下がった。

そうすると今度は黒髪の眼鏡を掛けた少女が前に出て目を開く。

黒い大きな瞳を持つ彼女は少し鋭い眼光で辺りを見渡す。

こっちを見てる?、彼女はこちらに微笑んで口を開いた。


「ごきげんよう」

「私はルウ・リフィア・アンセスター」

「この中では会った事がある人が多いですが…」

「よろしくお願いします」


そう言って彼女も後ろに下がる。

それからレイ様の演説が始まり、終わった。

それから三人は舞台から降りてレイ様は大人達の集まりへと歩き、

二人は私達子供が居る場所に歩いて来る。

そしてエンド様は離れて日陰へと歩く。

私達はそれを追いかけたが日陰でエンド様は見えなくなりそのまま消えていった。


「っ…!一体…どこへ?」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「やっと逃げ切れた…」

「あとはルウの観察でもするか」


そう思い俺は天井へ上りそこに【変型】で巣を張った。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

sideルウ

エンドめ…。

私は迫りくる人々を受け流す事で精一杯だ。

公爵ってのは大変だね…。

私は私はって皆が押し寄せて来る。

私の目的の奴はルーデ・フィール・スカイレットのみ。

そうして彼らを受け流していると奴は現れた。

あの姿…成長しようとも忘れるはずが無い。

私を嵌めた人物…私の姉、ルーデ!。

私は彼らの挨拶を終えてルーデに話しかけた。


「ごきげんよう、ルーデさん」

「え?…あ、ごきげんようルウ様」

「私なんかの事をどうして…」

「覚えるのは当たり前の事です」


忘れるはずなんて、無いんだから。

私はルーデとおしゃべりをしてベランダに来た。


「ここならもう良いかな」

「え?」

「貴女、昔に何か悪ーい事をしたでしょ」


白状したら少しは楽に殺して上げる。


「…昔、妹を身代わりにしてしまいました」

「え?」

「昔、脅されて妹を嵌めました」


そんな…身代わり?。

それから彼女は話始めた。

妾の子だからと…彼女は鬱陶しがられ殺せと。

そして父親がブヤロウ男爵を殺し、彼女になすりつけないとお前が罪をかぶる…と。

そして彼女、いや…私はなすりつけられた…と。

はぁ…これだから異世界は…。

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