18攻城戦
「作戦を発表する」
「多分この機械が出てくるから襲ってきたら二、三人で対処しろ」
「各部隊の二人ずつ、六人で一分隊を作れ」
「八分隊ずつ隊長に付け」
「門はこの剣を刺してくれ」
「アベル達は西、カイン達は東、ロキは南から進軍しろ」
「他の者は北からだ」
「俺は司令部に殴り込んでくる」
「十分後に剣を爆破する」
そう言って俺は飛び立った。
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sisdeルウ
「エンド君、どうやってこの要塞を攻めるの?」
私がそう聞くとエンド君は笑いながらこう言った。
「上空から見てみたんだがあれには四方に門があるんだ」
「門の所には見張りがいるんだが城壁の上には見張り居ないから」
「騒がなかったら突撃するまで多分ばれない」
「中央に砦みたいな物があるんだがそこに戦力が集中してるみたいなんだが…」
「俺には想像も出来ないような策を立ててるかただの馬鹿だ」
そう言ってエンド君は手を組んで悩んでいる。
「あぁ…そうそうこんな機械が数体配置されてたんだがどう思う?」
そう言って血界から地味にでかい機械が出てくる。
「それほんと便利だね…うわぁ」
「どう思う?」
エンド君がたずねてくる。
「ただの粗大ごみ」
「そこまで言うか…」
「【解析】で調べたけどこれは無い」
「これ私が数分あればハッキングできるくらい単純だよ…」
さすがは異世界、戦闘技術以外だいたい中世なみって歪だなぁ…。
「そうか…ならはっきんぐ?を頼めるか?」
「いいよ、それとハッキングするとそれが仲間になるとでも思っといて、役に立たないだろうけど」
「そうか!ならよろしくな!」
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sideルウ
そして今にいたる。
あの後私はエンド君に城壁の上に運んでもらったんだけど…。
ハッキングしてると敵の司令部っぽいのが爆発した。
爆裂魔導って奴だと思うけど派手だなぁ…。
そしてハッキングが終わり機械に敵兵を撃ち殺させていく。
門に敵兵が群がっている。
門が爆発して敵兵が吹っ飛んだ。
異世界って頭がおかしくなりそうだなぁ…。




