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少年は悪魔となる   作者: ルシア
第二章・忠誠
17/69

16執行者

sideユグドラ

その日常はほんの数分で崩壊した。

今まで生活していた村に突然やつが現れて。

やつはエイリアンのような頭を持つ四足歩行の機械。

やつは突然現れた、やつが現れ数分で村は崩壊した。

やつが現れ、近所の人達の頭が殴り飛ばされ、奴の持つ銃で体を蜂の巣にされた。

家は殴り壊され瓦礫の山に置き換わる。

今ここにあるのは逃げる人々とそれに交じる僕らだけだ。


「どけ!」


そう言って僕の友人、メフィストは押されて倒れこんだ。

どけと言ったのは優しかった隣の狩り人のおじさんだ。

緊急時の人間とはなんて残酷で汚いのだろうか。


「メフィスト!」


逃げ出してきた僕らを匿ってくれたカルラさんがメフィストを助けに行く。

あの機械の銃口がカルラさんとメフィストの方向を向く。

あの二人が殺される。

僕は近くに刺さっていた斧を抜き、あの化け物へ走った。

僕のほうに銃口が向く。

弾が撃たれて俺がそれを避ける。

次は絶対に避けれないだろう。

僕は化け物へ走る速度を早める。


「ユグドラ君!」


メフィストの声が聞こえる。

僕があいつを倒さないと次に狙われるのはメフィストとカルラさんだろう。

メフィスト達を振り返り僕は走る速度を早めた。

化け物の方を向くと銃口がこちらを向いていた。

銃口が光り僕は誰かに引っ張っれた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「部隊長は部隊をつれて北、西、北西から敵兵の殲滅にかかれ」

「他の者は他の地区やうち漏らしを殲滅しろ」

「司令官以外は尋問の後、始末しろ」

「さあ…戦争の始まりだ」

「王に蛮族どもの血を捧げよ!」


…なんて事を言って来たが村を制圧してるのはただの敵兵どもしか居ない…。

さて、これで4つ目の村を制圧したか。

行くとしよう。俺は翼を伸ばして空を飛んだ。

(能力【血の渇望】が発動。権能【適合者】のレベルが100分の59から100分の76に成長

スキル、【再生】が進化【超再生】を獲得しました)

声が聞こえスキルが増える。

その声が聞こえるたびに強くなってるのを感じるな…。

次はあそこに行くか。

…なんかへんなのがいるな…機械か?。

緑髪のが走っていく。

なんだあいつ…ってあいつあの機械に突っ込む気か!?。

俺は急降下しあいつの服をつかみ吹き飛ばした。

ドォン!音が聞こえて俺の左腕が消える。


「ッ…!」


痛ってえ…。左腕に力を込めると手が骨から筋肉、皮膚と再生していく。


「さすがは超と着くだけはあるな…!」


【血界】そう唱えると血のような赤い雫からデストラスが現れる。

両腕で柄を掴むと雫が消えて行く。

俺は大鎌を振りかぶり機械の首に振るう。

機械は素早く首をそらす。

やっぱり避けるよな?。

俺は一歩踏み込み空振ったデストラスと回転して切り上げた。

機械は腕を上げて首をそらす。胴体が丸見えだぞ?。

その胴体を蹴り飛ばすと機械の装甲がへこむ。

俺はそのへこんだ胴体にデストラスをつきたてる。

機械の手足がはねてそのまま落ちる。

動物みたいな動きしてんな…。

俺はデストラスを引き抜いて血界にしまう。

そして振り返るとそこには逃げてるような体制で固まりこちらを見ている村の住人がいた。

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