12王達への報告
俺が生まれて15年。俺は帝王ギルガメッシュ、宰相ロイド、騎士団長オベリスクの前に跪いていた。
「これから三年の訓練の成果を報告します」
「まず初期の7名の力は私を除くと単独なら世界最強と言うに相応しいでしょう」
「3年前に追加された魔人ロキ、純人カイン、純人アベルは僭越ながらオベリスク様さえも圧倒する力を持っておりますが、0から育てられた私達真祖には及ばないようです」
「ですが鬼人キトラは初期の七名に匹敵する実力を持っています」
「二年前に追加された半人1000名は多数が脱落したものの150名の精鋭が残りました」
「彼らは今カインの下で剣技大隊、アベルの下で魔導大隊、ロキの下で異能大隊として50名ずつ配置しております」
「ファースト、セカンド、サード、フォース、フィフス、シックス、セブンス、キトラは今私の下で直属の精鋭部隊として配置されています」
「一年前に持ち寄られた不明金属達を使い造りあげた武器は最高の性能です」
「ですが資材の不足により3つしか創る事はかないませんでした」
「大鎌デストラス、魔剣レーヴァテイン、短剣ヴァンパイア」
「これらは斬撃を飛ばす【飛斬】魔力を使い破損部位を修復する【再生】魔法属性を付与する【魔撃】」
「この武器達は私、キトラ、ルウに配置しました」
「関係はありませんが5年前に配属されたルウは限りなく速い速度で成長しています」
「ほかの者達の成長もまだ止まっておりません」
「それでは報告を終了いたします。」
「それでは私達はアナザー王国に占領された領地の奪還、後にアナザー王国の兵を殺処分します」
俺は王への報告を終えて部隊へ戻った。
第一章、完!




