ifー01壊れた世界の四人組
この世界も壊れたか…。
壊れた世界はこれで5つ。
また世界の技術を移行しないとな…。
この暗闇の世界…混沌世界とでもするかな。
この世界は沢山の世界の壊れた部分の廃棄所だ。
これまで5つの世界が壊れた。
今回のはアルカディア。
壊れたのは…世界ループの暴発か…。
しかも不完全と来たか…。
一応…治してみるか…?。
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sideコロシテコロシテワタシハダアレ?
キミハダアレ?ワタシ?ワタシハ…メノウ?。
ワタシハメノウッテナマエナンダネ。
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…どうなってんのかな?この世界。
世界に入る前はあったのに無くなってる国。
目がえぐれた少女。
名前が異能力・狂気ノ血祭壇。
人懐っこくて擬人化してる目がえぐれた異能。
訳がわからないな…。
そして【観測者】で見えた銀色の大陸。
……………そして来て見ると金属の薔薇の塊とその上で歩き回る腐った人間達。
そしてその先に見えるは大きな薔薇の木とその上にある黒い霧を放つ黒色の何か。
「オイシソー」
そうあいつは言った。
見えてるのかよ…あれ美味しそうとか正気かよ…。
「イクゾー!」
「おい!待て!」
………
「あぁもうお前と言う奴は…」
「なんであんな早く腕と足だけで登れるんだよ…」
「オッ、ナニカイルゾ」
「はっ?」
頭より下が青色の骨になっているローブをかぶった長い髪と耳を持つ少女と…。
右腕から頭の半分まで以外が金属で出来た少年。
どうせこいつらも異能なんだろうなー…。
嗤ウ機械人形 空虚ナ死者ノ宴
「メノウ、急げ!あの蒼髪を取り押さえるぞ!」
「エ?ワカッタ」
…終わった。
今、俺は世界を滅ぼせる異能に囲まれている。
そして俺はメノウに向かっている。
「はい、わー」
「ワー」
「違う、わー」
「ワ、わー?」
「そう、わー」
「わー」
「はい次」
俺は今、メノウに言葉を教えている。
「はい、あさー」
「あさー」
「そう、あさ」
「あさ」
「朝」
「朝」
「いいぞー朝はおはよう」
「朝はおはよう」
「昼はこんにちは」
「昼はこんにちは」
「夜はこんばんは」
「夜はこんばんは」
「いいぞー今は?」
「昼!」
「なら?」
「こんにちは」
「うんうん!メノウはいい子だねぇ」
「お前は来るなよ、シーシャ」
「いいじゃないかー」
「いーじゃないかー」
「お前はメノウの教育に悪いんだよ」
「いーじゃないかー」
「うわでた」
こいつはワグナス、面白い方に付くと言って俺らをよく裏切る奴だ。
「まったく…お前らと居ると退屈せんな…」