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神様と行く異世界旅行記  作者: 仁狼
恋人の為-シオン
5/6

記憶を読み取ろう



まったくとんでもないことになってしまった。


?月?日???にて



まずここがどこか確認してみるか・・・

確かあのヨミってやつがシオンの記憶を読み取れるって言ってたけどどうやればいいんだろう


(ムムムーー)


記憶こーーい!


すると目の前に年、月、日?みたいに数字が現れる

635,19,23

635,19,24

なんて具合


むー。635年19月24日かなあ。19月ってどゆこと?


月の数え方が違うのかもしれないな


試しに635,19,24にむかって念じてみる






「おい!起きろシオン!!」


重そうな金属鎧を身にまとった筋骨隆々のおっさんが叫ぶ


「ん・・・ここは・・・」


「まだ寝ぼけてるのか!時間がないぞ!顔を洗ってさっさと集まれ!あと五分だ!!」


「・・・すみません、ゴードン教官。すぐ行きます・・・」


教官の大声で目を覚ます。


急いで準備をしながら頭を必死に動かす。


俺の名前はシオン。さっきの教官はゴードン。ここはある人類の敵を打倒するために作られた修練場だ。


使い古した服に腕を通し荷物を持つとノブに手をかけ・・・


「痛っ!」


頭に鋭い痛みが走る


「いてて。ってやばい!早く行かないと教官にどやされる!」


急いで2階の自分の部屋から運動場まで走る



(ヤバイヤバイ早く行かないと!!)


3分ほどで運動場にたどり着く


「すみません!!遅れました!!!」


「シオン!何やってた!!遅いぞ!!」


「すみませんっ!」


「罰として運動場3周してこい!!10分以内だ!!」


「はいっ」





「げほっけほっ。ハアハア」


3周とは言っても運動場は大きい一周1000メートルほどだろうか。それを戦闘用の鎧をきて走るのだ。

皮で作られた鎧でゴードンさんのと比べれば全然軽いがそれでも1キロは少なくともある。


「遅いぞっ!2分オーバーだ!休んだら1分したらもう2周してこい!!」


「はいっ」

まじかよおい!クッッソおおおおお!!





うわー何これ?何ーズブートキャンプだよ。何キロ痩せれば辞めれるの?ライ○ップより痩せそうだよ?これ


にしても

635,19,24は今日のことみたいだな。さっき見たような記憶・・・。おんなじ風にどやされてた

・・・まさか毎日遅刻してなんかはないよな?まあしてないだろ


それにしてももっと便利な機能ないのかな?こう『この世界の常識』で『検索』みたいな。


『了承。《この世界の常識》で《検索》をかけます』


えっマジ?なんかきた!



この世界の常識 百科事典



おお!


・・・百科事典??一科辞典じゃなくて?まあいいか


ていっ


すると知識が雪崩のように流れ込んでくる


記憶の再生には時間がかかりません

もともと知っていた事を思い出すのに近いです

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