子犬?運命の出会い
今回短いです。すみませんです。
え~どうも、子犬に転生しましたシロウです。
え~現在進行中で、危機的状況です。
まあ簡単に言うとですね、大量の狼さん達が、ボクのことを涎を垂らしながら、ギラッギラに眼を光らせながらジリジリと、ボクに近づいているのが現状です。
うん…………万事休すやね~。
…………てっ言ってる場合じゃないよ!?
この状況どうすればいいのさ!?
なんて考えていると……。
「小さきものよ、その幼き身に宿る、強大な力。我等のための贄とさせてもらおう」
と銀髪の少女が言ってきた。
……あ~。……、新しい人生、いや犬生か……随分と、短かったなぁ~。…………あんまりだよなぁ。もう少し新しい犬生ぐらい堪能させてくれても、いい……じゃない……か。
そんなことを思いながら、眼に涙を溜めながら、周囲に散開しながら迫ってきてる狼達。
もう一度〈無影無踪〉を使えば、……だがその後ろにいる二人の存在を見る。
……無駄か。あの女の子に一瞬で、隠れてた所、バレちゃったもんね。 そんなことを考えている内に、一番近い狼が、牙を剥き出しにして、飛びかかって来た。
でも、やっぱり、まだ……死にたくない!!
そう思うが身体は動かず目を瞑った。
…………………………?
いつまで経っても、痛みがこない?
「……何故邪魔立てされるのですか。いくら、あの方の娘だからと言っても、許しはしませんよ」
なんだ? 何を言ってるんだ?
恐る恐る、目を開いて……。
固まってしまった。恐怖からではない。
目の前には、肩の辺りまでの長さの白い髪、その中に黒い髪が所々にある縞模様。
……とても綺麗な女の子が立っていた。
「ダメ、この子は、ハクのもの」
読んでくださりありがとうございます。
ヒロイン登場です。髪のイメージとしては某物語シリーズの同じような髪をした女の子です。
真っ白な髪で顔とかに黒い模様かのどちらかで迷いましたが、縞模様にしてみました。