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見守る存在

 私たちは、自分一人で大人になった気になっているが


 階段から転げ落ちないようにと、二、三歩後ろで、大きく両手を広げいつでも構えていてくれた


 大人になった今でも、それは変わらないのかも知れない



 何かあったら、帰って来い


 辛い事があったら、相談しろ


 首が回らなくなったら、泣きついて来い



 いつも、そんな想いを胸に


 生まれ育った田舎で、静かに、慎ましやかに生活している


 それが、親というものだろうか




 その人たちを時には鬱陶しく思い、時には忘れたように過ごし


 父の日や母の日と騒ぐ世間に、思い起こされる。


 それだけの存在


 時々、思い出すだけの存在



 私たちがそうであったように


 私たちもそうやって、時々思い出されるだけの存在になるのだろう



 必要とされる内が花なのだ


 あとは枯れ木と成るばかり



 いやいや、もう一花咲かせよう


 老いぼれて仕舞わぬ内に


 光が消えて仕舞わぬ内に






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