糸香の中に溢れ出る物

あっためて欲しいんだ

　小さく 小さく ひざをおる

　部屋の隅に うずくまる

　心が そんな風に縮こまってしまったら

　あったかい大海原で 解放したくなるよね

　あっためて欲しくなるよね

　心が寂しくて 切なくて 冷たくて ぶるぶる震えて

　そんな時に あったかい君の手で 胸で 体で 抱きしめて

　ガチガチに成った心を

　あっためて欲しいんだ

　解放して欲しいんだ

　そしたら又 大きく動ける 自信が持てる 明るくなれる

　心が 自由になる

　又 日常に戻って行けるんだ

　だから ずっとじゃ無くていいから

　時々傍にいて欲しい

　辛い時に いつでも逢いに来て欲しい

　君は僕の たった一つの　オアシスなんだよ